2023/11/25-26の和田さん騎乗結果


おさらい

先週末の和田さんは0-1-1-9。
土曜は今年最後の現地観戦に行ってわいのわいの盛り上がったし、
良いレースもあったけど2週続けて勝利無しという…ぬぬぬ。

重賞回顧

京都2歳S:カズゴルティス…10着

大外から課題のテンションをどう落ち着けて行けるかなー?と思ったら、良いスタート直後から和田さん抑えても前進しまくり。そのままの勢いでハナに立っても首振り気味にダッシュダッシュしてざっと4-5馬身離して逃げてしまう。
4コーナーから直線でもまだ踏ん張ってたけど、直線外からドドッと各馬が押し寄せる形で10着に…。

返し馬からテンションが高かったです。4コーナーで反応させるところで、体ができていないので、気持ちが先行していました。短いところから作っていってもいいかもしれません。ただ、能力は確かです

https://hochi.news/articles/20231125-OHT1T51211.html?page=1

前向きさは良いねんけど、前向きさばっかりで最後の底力を出す体力がまだまだ整ってない感じかな。距離短縮はあんまりさせたくない気もするけど、どうしていくか今後気になるなぁ。

ジャパンカップ:ディープボンド…10着

スタートをポンと出てイクイノックスの後ろを取りに行くも、テレビ中継では1コーナー入るところでリバティアイランドの後ろに位置する形に…。
だが実はパトロールやジョッキーカメラを見るとこの1コーナー手前当たりで、ディープボンド和田さんvsリバティアイランド川田さんの激しいポジション争いが起こっていた!

専門誌記者さんのパトロールビデオ豊富に引用した回顧記事と川田さんのジョッキーカメラを見たら分かるけど、そりゃあもうバチバチよ。
「和田さんは綺麗な騎乗するから譲ってしまって~」という意見も見たけど、個人的には和田さんも思い切ったイン突きとかミツバで勝った21年川崎記念での直線馬群ねじ込みとか見ると、やる時はやる人ですよ。こういうのも勝負の世界だと思うんだよなぁ…と改めて思うtoppaであった。

閑話休題。そこからリバティアイランドとスターズオンアースの後ろでドウデュースと並走する形で追走。パンサラッサは1000m57秒台で逃げてて思った通り流れた!と思ったけど、実はタイトルホルダーがそこまでパンサラッサを突付かなかった(押し上げなかった)影響で、後方はそこまで流れない形に…。

ラップ分析してる方曰くイクイノックスの位置で後傾ラップになってたようで、こうなると末脚勝負では分が悪すぎる。直線では自身の上がり最速に近い34.7を出すも、イクイノックス以下4着ドウデュースまでに33.5-34.0秒台の上がりを出されたらキツかった…。

「外枠だったけど精一杯の位置はとれた。淀みのない流れの中で仕掛けながらの追走となり、脚がたまらなかった」

https://tospo-keiba.jp/breaking_news/39255

和田さん的には最低限の位置は取れたみたいだけど、個人的には後半の「淀みのない流れの中で仕掛けながらの追走となり」って点。
ディープボンドってスタートの良さとハイペースでも先行維持できる追走力の高さが強みだと思ってるんだけど、去年今年の宝塚記念2200mはさておいて今年秋の京都大賞典とか今回のJC2400mのスローでもワンペースで追走に苦しんでたみたいなのがどうも引っかかる。
2400m超で流れてこそ追走出来てたのか、考えたくはないけど追走力自体が落ち気味になってるのか。ちょっと不安が心残りになってしまうレースだったなぁ。
多分ここから有馬記念には行って欲しいし、東京よりは中山の方が合ってると思うけど、追走力が落ちてないかどうかが気になる今日このごろ

ディープボンド以外のジャパンカップあれこれ

ディープボンドとイレジン

今年のJCに来てた唯一の外国馬イレジンは、実は一昨年のフォワ賞でディープボンドと対戦経験があったりする。
その時ディープボンドは2:31:82の上がり33.85で逃げ切り勝ちして、イレジンは3馬身1/4離された2:32.35の3着で上がり33.47。
※ソースは下記フランスギャロップのセクショナルタイム

https://www7.france-galop.com/Casaques/Tracking//20210912LON06_last_times_fr.pdf

そして今年のJCでイクイノックスが2:21.8で勝ち、イレジンは2:23.5の9着で上がり34.2、ディープボンドが2:23.6の10着で上がり34.7。
レースの施行国もコースもペースもレース内容も変わればこういう逆転が起きるんだな…ってのはひとつ勉強になった。

イクイノックス強すぎ!!!

秋天に続いてJCでも強さ見せつけたイクイノックス強し。ルメさんも感動して泣くわ……。しかし乗りやすさはポニーなぁ。そんなに!?
そしてこの記事を書いてる途中でイクイノックスの引退が発表された。昨日11/29には数時間ほどイクイノックス有馬記念が競馬ブックに載ってたが、大事を取った形か。
相手を突き放した強さを見尽くした気持ちもあるけど、フルパワーのイクイノックスを見てみたかった気持ちもあり…。いや、本当に強い馬だった。
お疲れ様でした。

その他レース回顧

土曜

クラリオはレース2戦目で掲示板に乗って前進。行脚がちょっと悪いみたいだからもう1ハロン伸ばしても?
お昼以降現地観戦しに行って1発目のヘヴンズタイムはパドックでは落ち着いてたけど、馬場入場後に暴れてしまう。和田さんが無事に降りるも、その後怪我が分かって競走除外。お大事にね…。
個人的に期待してたプレイリードリームは一瞬先頭に立つも最後交わされて3着!惜しい!でも大箱中長距離だとほんと崩れないんだよなぁ。

日曜

キズナ産駒トラストボスはスタート直後に思いっきりヨレて他馬に迷惑かけちゃうも、直線グイグイ伸びて2着。距離延長がハマったか。気性面コントロール出来れば何とか…。
ララマセラシオンは外から行く気配を見せつつも直線失速。次はツーターンコースでも見てみたいね。外枠で。
トーセンリョウはスタート良く好位に付けるも直線伸びず。先行しても切れ味鋭い脚使えるはずだったんだけど、連戦が良くなかったのかなぁ。

週末の展望

チャレンジCはウインマイティー。6歳になっても現役続行したけど遂にラストランか…時の流れは早いのう。
相手も揃ってるけど勝ったマーメイドSと同じ舞台だし、内枠引いて最後の花道飾りたい。
他、テーオーロイヤル・メイショウハリオの半弟メイショウソウタやらラスティックベル牝系プレットリンドやらの新馬組にアルムラトゥール・オオキニ・エマヌエーレ・バリアントバイオ・タガノディアーナと期待出来る想定馬が沢山。
阪神に開催が替わるけどラスト1ヶ月ふぁいつ。

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