河川の常時監視
大阪府の場合は、下記の通りです。
大阪府では、毎月1回、以下の方法で調査を行っています。
このうち、採水・分析は専門業者に委託して実施しています。
(河川の調査)河川での採水の様子
1.調査実施の判断
河川の通常の状態を把握するため、調査予定日の前日に、調査予定日の前々日・前日の降雨状況や今後の降雨予報を参考にして、調査を実施するかどうかの判断を行います。
2.調査内容
河川の調査は、調査地点ごとに、最初に透視度とpHなどを測定して河川の状況を確認します。その後、採水と流量測定を行います。
BODなど一部の項目については、河川の1日を通しての平均的な状況を把握するために、調査地点ごとに約6時間間隔で4回採水を行い、それらの試料を混合して分析を行います。
調査翌日に調査地点ごとにpH、透視度の測定値から試料を混合に使用するかどうかの判断を行い、雨や工事による濁りなど通常と異なる状態の試料は混合する対象から除きます。
4回採水を行わない項目(カドミウム等)については、午後3時頃に1回採水を行い、その試料を分析します。
3.通日調査
河川では、BODなどの水質の日間変動の大きな地点において、年1回、1日について2時間間隔で13回採水分析を行う通日調査を行います。
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