バーチャル・ウォーター
バーチャルウォーターとは、仮想水といい、食料を作るために必要になる水の量を表現したものです。
おにぎりを3つ作るためには、240リットルもの水が必要になると言われています。畑を作り、米を作り、ご飯を洗って炊くまでに利用する水の量は、500mlのペットボトルが500本もいるのですね。
食料を輸入している消費国において、もしその輸入食料を生産するとしたら、どの程度の水を必要とするかを推定することで水の大切さを知る。
日本の食料自給率は低く、米も含め多くの食材を輸入している
畜産物であれば餌となる穀物にも水を使うため、米よりさらに多くの水を輸入していることになる
水は、海水が蒸発し山に雨を降らせ、川になって流れろ過されて人の役に立っています。
しかし、水は有限な資源なのです。
というか、水は、地球規模で循環している資源なのです。節水するというよりは水を汚さない、きれいにして地球に戻すという考え方が今後重要になってきます。
だんだんと食糧難になりその陰には、水の再利用が大切になってきます。
日本の水道事業を見てみましょう。
人材不足からくる経験不足で健全化、安定化が脅かされています。また、災害時の対応や事故時の対応にも財政難があり、2018年には、改定水道法が決まり、2019年より地方自治体による民営化ができるように法律の改正がなされました。
これにより日本の新しい水道の利用と運用管理の仕組みが変化していく予感です。
どうなるんでしょうね。
きれいな水なくして、日本の未来はないと叫んでいる人もおられます。
もちろん、水がなければ生活はできないし、人間の体も70%が水でできています。
日本における「仮想投入水」の総輸入量の図が下記の通りです。
SDGsの6番目の目標には、「安全できれいな水とトイレを世界中に」というメッセージがでています。
厚生労働省が設定している水管理のガイドラインによる水の汚染物質の変化は、下記のようになります。
河川の水や浄化時の危険物質は、日々変化しているのがわかります。
これらの変化をリスクとして定義した場合の管理基準と合わせて下記に表示します。
人が生活する場で安全な水を継続して利用するのは、それなりのモニタリングとアラームの自動化が欠かせない状況です。
都道府県毎の差が出ないければ良いですが、、、、、
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