新しい日々へ

人は弱い生き物です、手に入れたものを守る事に執着してしまいます。
そうすると自分自身がくたびれてしまいます。

自分の心身をコントロールできない苦しみでもがく私たちは、自分の見ているものが絶対だと錯覚し、思い込みの中にとじこもってしまいます。
この世の中に確たる物質や真実など一遍もない、執着に縛られている心を解き放ち、本当に価値のあるものを見出し、限られた人生を豊かにいきていましょう。

私たちは、物質を目で見ているつもりでも、実は心でみています。先入観や偏った想いは、目に映るものに不思議な魔法をかけて、感じ方までかえてしまう。
見えているものがすべてではないと心に留めましょう、それがあなたの人生を豊かにしてくれます。

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず、
人間も変化し続ける、人間の営みも同じこと。
努力して築き上げ、やがて変化を経て、失う事でさらに学びを深めていくのが人生です。
それなのに、変わる事や失う事を恐れて一歩も踏み出せないまま年をとってしまえば、何も学べずにせっかくの人生を終わらせてしまう、それはあまりにももったいない事です。
判断も考えも日々移り変わるもの
私たちを取り巻くすべてのものは、環境や事情によって刻々と移り変わっていきます。
いずれ変化するのであれば、経験を活かして、より良い自分に変化させていきましょう。

そんなさだかならぬものに心を縛られず、こだわりから解き放たれて、自由な素直な心の状態
第一印象で相手や出来事を決めつけない。ゆるやかな器の大きさ、自分の感覚を絶対視しない謙虚さともいえるでしょう。

他の人の為にすることは難しい事です。
煩悩
人の心を惑わす根源にあるものが、必要以上のものを求める欲望や執着心、怒りや嫉妬心、心理に対する無知を煩悩という、まずは、理解し、しっかりと向き合い、心穏やかな状態にして生きていきましょう。

無理をしない。
周りを気にして無理な背伸びをするのではなく、今自分にできる事を一つずつやり続けていく事が、真実の安らぎをあなたの人生に与えてくれます。
苦しみ
蓮の花は泥水の中で大輪の花をさかせます、あなたが今、苦しみの中にいるなら、そのつらさこそ、やがて大輪の花を咲かせるための試練です。苦しくてもその先には輝かしい未来が待っていると信じて、一歩ずつ前へ進んでいきましょう。
辛い事苦しい事を多く経験し、乗り越えてることで成長していく人間の姿です。