年下の彼女　-年齢差22歳-

これは年齢差22歳ある彼女との日常を書き留めた日記のようなものです。

7/22の彼女の１日は意外なほど平凡なものになった。珍しく早起きをした彼女は遊びに行く友達を見送った。普段はどことなくふわふわして、甘え上手な彼女だが実は案外しっかりしている。来年二十歳になるための準備をこのような時間のある休日に自発的に行っているのだ。19才の彼女とその友達の日常はとても過密スケジュールだ。月～金の昼間は学校へ通い看護師を目指している。夜はいわゆる夜のアルバイトをして生計を立てている。収入だけでみれば立派に自立した社会人と遜色ない程だ。感情の変化が目まぐるしく、楽しいときや悩んでいる時は声を聞けばすぐに分かる程に感情をストレートにぶつけてくる。その分立ち直りも早いし、同じ所には立ち止まってはいない。41才の私からしたら別次元の生物のように感じる時もある。少し買い物をして街を歩き彼女は友達の家に帰ってきた。お腹が空いたから行き慣れたセブンで軽い食事を買ってきたのだ。
そんな平和な日常の中でも彼女は自分の将来を真剣に考えている。自身の細かい人生設計を具体的に決めているのだ。これには私も驚いた。そして自分のしているアルバイトに対して客観的に捉えている。付き合っている相手に嫌な思いをさせたり気を使わせたりしていないかを気にしていた。そんな繊細な一面を垣間見た7/22だった。