見出し画像

とぴまるレター vol.6 topia 6周年の感謝と今後について

こんにちは、まえっちょです。
はじめましての方は、はじめまして。
topiaの運営会社アンビリアルの代表をしています。

10月18日で、topiaは6周年を迎えることができました。
topiaを使ってくださっている、みなさんのおかげです。

ぼくたち運営がしていることは場所の提供にすぎず、そこに誰もいなければサービスは成り立ちません。活動してくれる方や遊びに来てくれる方がたくさんいるからこそ、ここまでこられたのだと思っています。
日々、サービスを支えていただき、本当にありがとうございます

この機会に、自分の原動力となったお話と、今後についてお話させてください。

原動力となった話

毎年この日は、2018年の初期開発していた頃を思い出します。

当時、ぼくはVRにのめりこんでいたため、「現実とは別の世界をつくりたい!」と、そればかり考えていました。ただ、VRヘッドセットの普及は相当先だろうと思い、「なんとかしてスマホで別世界をつくれないか?」と日々考えている中で思いついたのが、topiaです。

こんなサービスなら、誰もが持っているスマホを使いながら、ユーザーさんそれぞれがもう一つの世界を持てるはずだと確信しました。

初期リリース時のキービジュアル

その後、開発を進めてリリースできたものの、かなり長い間、不具合やアプリの重さと戦い続けることになりました。

原因は自分たちの力不足によるものですが、アプリがすぐ落ちてしまったり、配信が表示されるまで3分以上かかったり、ライバーさんがアバターで話す以外の機能もなく… 楽しんでいただける場所をなかなか用意できず、苦戦の連続でした。
次第に運営資金も尽きかけ、会社の銀行口座をぼーっと眺めてため息をついていたことは、今でも鮮明に覚えています。

そんなとき、とあるユーザーさんの配信に出会いました。

そのユーザーさんは学校が怖くて通うことができず、家族とも打ち解けられずに、"topiaだけが人と話せる場所だ" と語ってくれました。
やがて、何度も配信に行くうちにtopiaでのつながりも増えたようで、次第に人と話すことが楽しくなったようでした。それからしばらく経って、家族とも話せるようになり、学校にも行けるようになったと笑顔で語ってくれました。

その言葉を聞いて、ぼくは涙があふれ、同時に鳥肌も立ちました。「ああ、自分が実現したかったのは、こんな世界だったんだ」と心から思えた瞬間でした。当時、心が折れかけていたぼくを、ユーザーさんが救ってくれたんです

現実世界がひとつだけでなく複数あれば、世界のひとつが嫌になったときや運が悪かったときでも、もう片方の世界で楽しく理想を生きられる。そんな選択肢となる世界、そんなユートピアをつくりたい
開発当初からのコンセプトは、今も変わりません。

ほかにも、ユーザーさんの笑顔をたくさん見させていただき、思い描いたコンセプトを実体験として感じられたことが、topiaをもっとより良くしたいという原動力になっています。

今後について

初期リリースから6年が経ち、当時、目新しかったtopiaは新サービスではなくなり、ユーザーさんの選択肢は増えました。

そのような中で「本当に期待を超えるサービスを提供できているか?」と振り返ると、全然まだまだだと感じています。しかし過去は変えられないので、今から何をやっていくかがとても大切です。

topiaだからこその、「もっとつながる、輝ける」体験をどのように増やしていくか。そして進化させていくか。

以前発表した、Live2Dモデルで配信できる仕組みは、リリースまであともう少しです。

今後はLive2Dだけでなく、あらゆるバーチャルな姿で活動できるような環境をつくっていきますが、まずはLive2Dモデルからスタートします。自分の理想の姿で活動したい方も、topiaで継続して活動できるようにします。
みなさんからのご応募も、引き続きお待ちしています。

また、開発当初のコンセプトに、途中で加わったこともあります。「歌や音楽で、輝ける場所にしたい」というものです。背景については、よろしければ下記の記事をご覧ください。

この方向へ向かう取り組みとして、音楽のアプリということがわかりやすいデザインや、ライブハウスで音楽ライブをしているようなバーチャル空間もつくっていくことで、より「バーチャル × 音楽」ならではの体験、topiaだからこその体験を提供できるよう準備しています。こちらは次の発表まで、今しばらくお待ちください。

※ もちろん、その他にも配信体験をより良くしていくためのアップデートも続けていきます。

さいごに、もう一度。
ぼくたち運営が提供しているのは、あくまで場所であって、みなさんが日々ここで配信や歌を楽しんでくれることで、topiaがtopiaとして成立できています。

ぼくたち運営は、そのことをあらためて胸に刻んで、みなさんの期待を超えられるよう、今年も来年も、その先も、topiaというプラットフォームを進化させ続けます。
よろしければ、みなさんも一緒に、topiaという物語を紡いでもらえたらうれしいです。


いいなと思ったら応援しよう!