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たかが空気入れというなかれ

折りたたみ自転車のタイヤは、最大でも20インチで、小径車に分類されます。私の愛車birdyには18インチのタイヤを装着しています。このデメリットは何かというと、スピードが出ないとか、安定感に欠けるとかいろいろあると思いますが、私が最も感じるのは空気が入れにくいということです。


タイヤのバルブには仏式と英式と米式があって、スポーツ自転車は仏式が主流です。これはズボッと力を入れて差し込んで、空気を入れて、またズボッと引き抜くのですが、小径車の場合、スポーク間のスペースが狭いので、手が差し入れにくいということになります。私は仏式専用のフロアポンプを使っていましたが、最初の頃はなかなか苦労しました。今はパナレーサーワンタッチポンプを使っていますが、これはヘッドの構造が優れていて実に使いやすいです。


スポーツ自転車初心者の人が最初にぶち当たる壁は、ビンディングペダルとか言われていますが、その手前の段階で、仏式バルブの空気入れも難しいと思います。私は初心者の頃は、使い方にも慣れず、バルブコアの締め方が甘くて、翌日空気が抜けていたこともありました。タイヤの空気圧は大事です。適正な空気圧を保つことによりパンクも防ぐことができます。たかが空気入れというなかれ、明るい自転車ライフのためにも使いやすいフロアポンプは必要だと感じます。

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