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パンク上等!

輪行の話をすると「パンクした時はどうするの?」という質問をよく受けます。どの書籍や雑誌を見ても、替えのチューブ、タイヤレバー、携帯ポンプまたはCO2カートリッジインフレーターを持参すること、そしてチューブ交換ができるように予め練習しておくべきというようなことが書かれています。私も以前ロードバイクに乗っていたことがあって(初心者の域を出ませんでしたが)、その時は、この教えを守っていました。

しかし折りたたみ自転車birdyに乗って輪行を楽しんでいる今現在、パンク修理キットは、一切持参していません。万が一パンクしても、タクシーを呼んで最寄り駅まで行く覚悟です。タクシーも来ないような山奥を走ることはまずないのですが、その時はヒッチハイクでもしようと思っています。

すぐ折りたたんで次の行動に移せるのが折りたたみ自転車のいいところ。ただし出発前の適正な空気圧の確認は欠かせません。空気圧さえ守っていれば、滅多なことではパンクしません。現在、Birdyを買ってから約5年半、走行距離約一万㎞ですが、一回しかパンクしていません。この時は明らかにタイヤの経年劣化が原因で、いつもの工業団地を走っている途中だったので、車を止めてある駐車場まで押して帰りました。パンク上等。修理キットを持参しない輪行は荷物が軽くなります。愛車birdyはもちろん、ほとんどの折りたたみ自転車は、普通自動車にもタクシーにも楽々積むことが出来ます。パンクの心配をしないだけでも随分気持ちが軽くなりますよ。

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