「自転車通行可」の歩道
自転車は車道の左側を走る。基本中の基本です。逆走は絶対にダメです。ところで全国各地に、自転車通行可と書かれた道路標識が立ってある歩道がありますよね。みなさんここを自転車で走っていますか?
ロードバイク乗りの人100人に聞いたら99人は走らないという答えだと思います。さて折りたたみ自転車birdyに乗っている私は、臨機応変に走ると答えます。私は基本的には歩道は走らないのですが、輪行で見知らぬ土地に行って、交通量が多い場所で、自転車通行可の歩道があるときには、積極的にこの歩道を走るようにしています。特に地方の幹線道路に行くと、トラックがガンガン走っている場合があり、この時は自転車通行可の歩道が安全です。しかも歩道はほとんど誰も歩いていないことが多いです。
この場合、もっとも注意しなければならないのが、道路沿いの店舗、工場、事務所などの駐車場から、車が幹線道路に出ようとする場面に遭遇することです。普段から歩道を歩く人が少ない場所においては、ドライバーは幹線道路の車の流れだけに注意して、車を合流させようとします。まさか歩道を自転車が走ってくるなんて思ってもみないという人もいます。自転車通行可の歩道を走るときは駐車場の出口に注意。これは鉄則です。しかし歩道はやたらデコボコしていたり、草が生えていたり、ゴミが吹き溜っていたり走りにくいことが多いのも事実ではあります。交通量の少ない車道を走ることができればそれに越したことはありません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?