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TOP DOCTORS インタビュー③~今後の展開、そして描く未来~ 運営会社:株式会社ピーク・ワン 代表取締役 大野誠

 TOP DOCTORSを運営する株式会社ピーク・ワンの代表 大野誠へのインタビュー 最終回は、TOP DOCTORSの近況、そして今後の展開について語っていただきました。

――事業を立ち上げて半年ほどが経ちましたが、現況を教えてください。

 8月にPIVOTにて公開された番組動画「がんテクノロジー最前線」が、お陰様で11万回再生を突破しており、想像以上の反響だと思っております。その後、番組の中では収まり切れなかった内容を冊子にまとめて公開しています。その冊子が、医療メーカー様や病院勤務の方々をはじめ、一般企業でお勤めの皆様にもダウンロードいただいており、徐々にではありますが、活動が認知され始めていると実感します。
 最近では、ロボット遠隔技術を活用したプロジェクトに事務局として参画させていただき、今後の治療が大きく変化することを目の当たりにしております。また、海外の調査会社との業務提携も具体的に進んでおります。

――海外展開も視野に入れ、活動されているのですね?

 
 現在、米国の調査会社であるSleeping Ginat社と業務提携を行い、国内医師と英語圏での医療機関および投資家や一般企業をつなぐ事業を準備しています。
 最初の取り組みとして、米国内での医療企業およびベンチャー企業における日本市場への関心度をヒアリングしております。主力事業であるオンラインサーベイやインタビュー調査の実施にとどまらず、日本の医師との共同事業や米国からの直接の投資を誘致する活動も行い、お世話になっている医師の先生方のお役に立てないかと思っております。
 
――医療機関をつなぐということはイメージができますが、海外の一般企業をつなぐ、というのはどういうことですか?

 特に一般企業の中ではメディカルテクノロジーの分野にニーズがあると思っています。TOP DOCTORSのウェブサイトから無料でダウンロードできる冊子の中で、国立がん研究センターの吉野先生、今井先生のお話しを紹介しておりますが、米国内の企業が、実は米国内の医師だけでなく、日本の医師との関係を求めている現実があることをお聞きし、その領域でもお役に立てないかと思っております。
 また、TOP DOCTORSを運営する弊社、株式会社ピーク・ワンでは、30年間にわたり外資系IT関連企業のプロモーション活動を支援している実績から、直接医師と企業をつなぐ支援ができるのではないかと考えております。(過去には、医師とGoogleやMicrosoftとの直接のつながりを築きました。)
 
――では、最後に、TOP DOCTORSが描く未来について教えてください。
 
  TOP DOCTORSにご相談いただくことで、医療現場の最前線で、ご活躍されている医師と企業が、いち早くつながることができる。そして、当然ながら最新の知見や情報を双方が入手できるようになることです。そのようにTOP DOCTORSの存在が、世間に広く認知されるように日々活動しております。
 産業界と医療業界が効果的につながることで、患者さんに最善の治療が届けられる、そして企業も医療の発展のために貢献できる。その橋渡し役にTOP DOCTORSがなれたらと思います。
 また、医療の現場では、医師不足、医師の働き方改革、医師のモチベーション低下、医療の地域格差などの課題もあり、決して順風満帆ではありません。これらについても、一般企業の経験や最新のテクノロジーを医療機関に紹介することで、TOP DOCTORSが課題解決に向けた情報を提供できないかと思っております。

2023年7月からスタートしたTOP DOCTORS。今年8月にPIVOTにて公開された番組動画「がんテクノロジー最前線」は11万回再生を突破中。今後、TOP DOCTORSが医療界、産業界、そして患者さんのために、どのような事業を展開することができるのか、ご期待ください。


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