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あと20分

気づけばオリンピックも始まりまして、ほぼ毎日「感動をありがとう…」と思って過ごしています。

私は小学生の頃、柔道を習っていたので最初の数日間の日々はまた格別だった。ウルフ・アロン選手の決勝戦、見ました?彼に限らず日本人選手がみんな「一本」を狙いに行く柔道をしていて、私はもう日本人であることを誇らしく思えました…レスリングみたいな柔道は柔道じゃない……

ほんで今日はサッカー男子の3位決定戦。先日の準決勝はまさに久保くんと同じように、テレビ越しにですら上手く言葉が出せなかった。戦術に詳しいわけでも無いから「○○選手があの時にもっとこうすれば良かった」のような的確な指摘をすることは出来ないけれど、とにかく日本代表のいちサポーターとして延長戦後半残り数分を見守っていた。

4年前は誰が代表なのかすら知らないくらいオリンピックのサッカー日本代表に興味が無かった私が、今は代表選手たちの顔も名前も所属チームも覚えている(海外所属の選手は怪しいけれど)。

烏滸がましい発言だというのは分かりつつ、一緒に戦っている仲間として試合を観ているんだと思う。

そんな本日、お当番のために約1ヶ月振りの出社であり、今この帰りの電車で試合開始時間が2時間早まったことを知った。

……え?間に合う!!!!??

選手ファーストな考えのもとの判断なら何でも良いんだけど、冷静に20時からの方が涼しいんじゃないの!?と思ってしまう。

今はとにかくキックオフまでに家に着くことを祈るほかない。頑張れ運転手さん…!

昨日の都内の感染者数は過去最多の5千人を超え、それでも収まらない人流に心からウンザリしている。

父の初盆ということもあり、父の実家のある地方にお墓参りに行きたかったのに、この感染者数、そして私自身まだワクチンを打てていないこともあり、行くことを断念した。

父の実家は高齢者の多い町なので、東京に住む人間が来たと知ったら町を上げて変な目で見られるし、いかんせん私が万が一保菌者だった場合、わざわざ地方に行って菌をばら撒くだけばら撒くことは絶対に避けたい。

東京に住んでいる人は実感が湧かないからなのか何なのか「医療崩壊」を甘く見ているように感じる。地方はもし重症化しても治療を受けられるほどの施設が整っているとも限らないから、何というか、本当の意味で他人事ではいられないと思う。

祖母も残念そうではあったが、仕方ないよねと理解を示してくれた。

全国知事会の提言で「夏休み中の旅行・帰省は避けてほしい」という旨を伝えていたが、「帰省」は許してほしかったな。まぁそうなると頭を働かせない人は「旅行も帰省も変わらないだろ」「旅行だけど帰省って言っておこう」と屁理屈や逃げ道をこれでもかと披露するんだろうけど。

テレビで流れるニュースでは、もう外に出ても出なくても変わらないってインタビューで若者たちが次々に答えてるけど、「宣言慣れ」って言葉に甘えてんじゃねえ。お前ら絶対に重症化しても医療機関に行くんじゃねえぞって見るたびに思う。

同じ部署の先輩も「今年は神奈川と千葉の海水浴場が閉まってるから、新潟に行くことにしました」とか言っていて、心の底から幻滅した。

今回のコロナという災害への対応で、その人の本質が見える気がして息苦しい。強い言葉を使ってしまったけれど、それぞれがそれぞれに思うことがあって良い。だけど、それぞれがそれぞれのためになることを考えていきたいなと思う。

ってな話をトンツカタン森本さんのラジオにも投稿したところ、読んでくれて寄り添ってくれた。それだけが救い。ありがとう森本さん……

ということでまもなく最寄駅に着きます。キックオフまでにギリギリ間に合いそう!頑張れ!ニッポン!!!

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