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丸の内OLがYouTubeイベントに行ってみた

私はnoteのプロフィールに趣味を2つ書いている。ミュージカル鑑賞とサッカー観戦である。

この2つについては今後嫌でも触れることになるかと思うが、実はもう1つ私には趣味がある。

YouTube」。

プロフィールに書かない理由は、YouTube鑑賞というのはどうしても小学生〜大学生の趣味だと思っているからだ。いち社会人が趣味です!と大きな声で言うものではないという認識である。

大学生の頃はたまに見る程度だったのだが、社会人になり一人暮らしを始め、どっぷりハマっていった。

なぜテレビ番組ではなくYouTubeだったのか。これは私の新卒の頃の仕事と関係がある。

新卒の頃、私は13時〜22時が定時であり、悲しいことに22時に仕事は終わらず、繁忙期は帰宅時間が24時を回ってしまうこともあった。

そうなるとどうなるか。

夜は帰るとすぐに疲れと眠気で倒れてしまう。朝は8時〜9時頃に起きるけれど、5〜6年前に流行っていたような芸能人たちが情報番組と名乗ってハイテンションでクイズをしていたり、永遠に同じニュースを繰り返したりしているのだ。見る気になれなかった。

そんな時、娯楽として私に最適だったのがYouTubeだった。当時住んでいた家ではテレビで見ることが出来たため、私は沼に引きずり込まれるかのようにハマっていった。

前置きが長くなってしまったが、私の好きなYouTuberは「はじめしゃちょーの畑」である。

YouTubeを見たことがある人なら一度は聞いたことがあるであろう「はじめしゃちょー」。先日「ただ巨大なグミを食べるだけ」の動画がインドやベトナムでバズり、1本の動画で再生回数1億回を突破した。

(ご参考まで  https://youtu.be/uJwa7y6Q6Sw)

彼が単独ではなくグループとして活動しているのが、「はじめしゃちょーの畑」(通称「」)である。

現在この畑は5人のメンバーから構成されている。簡単に紹介しよう。

はじめしゃちょー
→言わずと知れたトップYouTuber。HIKAKINも人気だが、高身長とルックスの良さにより女性人気が抜群に高い。メンバーカラー赤。

だいちぃ
→はじめしゃちょーの友人。よくドッキリにかけられる。悪臭攻撃をよくメンバーにかます。メンバーカラーは青。

たなっち
→昔ヲタ芸をやっていた。テレビ出演経験アリ。運動神経はあまり良くないが、口が上手い。埼玉県出身。メンバーカラーはピンク。

やふへゐ先生
→オーディションで勝ち抜いた猛者。顔が水嶋ヒロにそっくりな元・慶應ボーイ。イケメンで高学歴なのに、それを感じさせない行動をする。メンバーカラーは黄色。

トマトクン
→初めは上記の4人で活動していたが、いつからか新メンバーとして合流していた。最初は面白くないと批判を浴びていたが、今はいて当たり前の存在。メンバーカラーは緑。

なお、メンバーは今後増えていくらしい。

大食いやカードゲームなど、多岐にわたるジャンルの動画を火曜日を除く毎日投稿している。

畑の魅力は何と言っても「馬鹿な男友達が増えた」ような感覚になることだ。

私生活であまり体験することのない事を彼らはやってのけるので、それが疑似体験のようになり面白く感じるのだ。

さて、やっと本題に入るのだが、この畑の初めてのイベント「何すりゃええかわからん」にまぁ当たらないだろうけど、と応募してみた。

ら、当たった。

会場は渋谷ストリームホール。
若者の街渋谷、会場は女子高生と女子大学生でいっぱい。そんな中ポツンと佇むOLとその旦那。

……そう、このイベントには旦那と行ってきたのだ。

ただでさえ男性なんか数えるほどしかいないのに、さぞ肩身が狭かったことだろうと思う。

また、こういう時はメンバーカラーの服を着るものだろうと思い、はじめしゃちょーのメンバーカラーである赤いカーディガンを着て行った。

ら、そんな人ほとんどいなかった。

(……普通メンバーカラーが存在したらそれに準じた服着ません?ももクロとか関ジャニ∞とか)

そんなちょっと恥ずかしい思いをしながら端っこの方に陣取り、壁に寄りかかりながら見ていた。

イベントはまさに「何すりゃええかわからん」というように、とりあえず本人達が動画内でやっているようなことを観客の人も交えてやった、といったところだった。

何やかんやでイベントが終了し、楽しかったね〜なんて言いながら退場口が開くのを待っていたらアナウンスが入った。

これより、メンバーによるハイタッチ会が行われます。

………………!

しかも怖かったのが、我々が陣取っていたスペースは退場口の真横。つまり初陣としてハイタッチに臨まなければならない環境である。

「いや、さすがに、いやいや、さすがに、ねえ?」と言いながら旦那と一緒に何人かグイグイな子達を先に通しつつも、ハイタッチの時に何か気の利いたことを言おうと真剣に考えていた。

そしてついにその時が来てしまった。

並びの最初にいたやふへゐ先生が、間近で見ると本当にビックリするほどイケメンで、笑顔で目を見てありがとうございましたと言ってくれたのだ。

何か言おうと思っていたはずなのに、

「アッ、アッ、」

と言いながら会釈をすることしか出来なかった。

その後もだいちぃがキラキラした笑顔、たなっちのニコッとした微笑み、トマトクンはちょっと緊張してた感じあったけど、最後にはじめんのキラースマイル。

あの瞬間わたし生きてたかしら?というくらい全員めっちゃくちゃカッコ良かった。本当に。

元々高校生の頃くらいまでジャニーズのライブにちょくちょく行っていたけれど、最近はめっきりご無沙汰で。いわゆる「推しの現場」に久し振りに行ったんですけど、やっぱダメですね〜〜イケメンは世界を救いますね〜〜。

「いつまでも会えると思うな親と推し」。

ということで、丸の内OLでもYouTuberのイベントは十分楽しめました。

これからも小さな声で「YouTubeが趣味です」と言っていこうっと。

P.S.
結局イケメンが好きという結論になりかねないので追記しておくが、教育業界で働いている身としてはこの趣味が役に立つことがある。

小学生男子と心を通わせるためには「同じ立場に立った共感」が必要だと思っている。今の小学生男子、特にヤンチャな子たちは大抵YouTubeの話を出すと心を開いてくれる。

話の種になってくれるYouTube、万歳!

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