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8020運動

突然だが、皆さんが歯医者さんへ最後に行ったのはいつだろうか?

私は一昨年の10月以来行っていなかった。そろそろ行かなきゃな〜と思ってから気付けば1年半以上経っていた。

先日、市区町村が出している広報紙に「無料歯科健診」の文字を見つけ、その日に予定が無いこともあり、簡易的ではあるが1年半振りに歯医者さんに診てもらうことにした。

実施会場は近くの公民館。まず入口で受付を済ませると、歯ブラシと歯磨き粉、小さなタオル、メガネ拭き、入浴剤をもらえた。

最初の二つ、そしてタオルまでは分かるが、メガネ拭きと入浴剤はなぜもらえたのか全く意味がわからなかった。でも何だかお得な気分。

そして歯科医師の先生に口の中を診てもらった。

「怪しいところはいくつかあるけど、基本的に大丈夫だねぇ」

という可も不可もない回答を得た。そして何か気になることある?と聞かれた。

実は半年間だけだが私は歯科助手の経験者。だから本当は「右上1番と2番の間に若干違和感があるんですよね、ストリップスで磨いてもらったり、またCRとして治療してもらったりした方が良いんですかね?」と言いたいところだが、歯科関係者となると「わかるよね?」って感じで説明を等閑にされるのが嫌で、

「真ん中から数えて右側の1番目と2番目の歯の間に何となく違和感があって……」

と伝えた。先生は「あ〜、レントゲン撮ってみないと確実なことは言えないけど、もし気になるようであれば、ちゃんと歯医者行ってみると良いよ〜」と言われた。

その後は歯科衛生士さんが歯の磨き方のチェック及びレクチャーをしてくれた。(歯磨き指導のことをTBIと言うんだよ)

「あなた歯きれいねー!よく磨けてるわ!」

なんて言ってくれたんだけど、実は出る前にいつもより丹念に歯を磨いてタフトブラシ(歯ブラシの先の部分がとても小さく奥に入りやすくなっているもの)を使って親知らずもきちんと磨き、たまにしか使わないフロスを使って歯の間までピカピカにしていった。

指導されないためにピカピカにしていったけれど、逆にこれで何か言われたらどうしようという強迫観念が生まれてしまい、メンタルの話で言うと正直ちょっと逆効果だった。

タフトブラシとフロスの使い方のおさらいをしてもらい、健診を終えた。

特に問題無さそうで良かったぁ〜!ホッ。

そういえば「8020運動」って聞いたことがある人はどれくらいいるのでしょう?

1989年から始まった「80歳まで自分の歯を20本以上残しましょう」という運動。

親知らずを抜いて成人は普通28本歯があるのですが、現在はこの8020運動が「8028運動」にしようという動きもあるらしく。。

ちなみに私は親知らずを2本抜いているので計30本の歯があります。虫歯より歯周病の方が怖い今日この頃です。

先日職場の先輩が59歳研修という定年を迎える前の研修を受けたとのことなんだけど、その中で一番心に残ったのは「歯を大切に」って話だったとのことだった。

8028運動のことを考えると59歳で注意喚起してくれるのは有り難いものの、59歳ではちょっと遅いのでは、、?とも思ってしまった。

歯医者さん達は「3ヶ月に1回くらいは通院した方が良い」と良く言う。

これは歯医者さん達の儲けのためでもあるんだけど、磨き方があまり良くない人って歯石が付いてしまったりするんですよね。だから3ヶ月に1回の通院の勧めはあながち間違ってないかなと思います。

幸い私は歯並びが悪くないので磨くのに困ったことはあまり無いんだけど、歯磨きが行き届かない人って大半が磨き方より歯並びのせいだと思うんです。なので自信無い人は怖くてもプロに任せるのがベストだと思うよっていう歯科助手歴半年の私からのアドバイスです。

80歳まで自分の歯でご飯食べれたら幸せだね。

さっ、夕飯食べよ。

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