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お散歩始めました

先日の地震、皆さんご無事でしょうか?

我が家は東京ではあるものの、乾かしていたお鍋が落ちてきました。ウトウトしていたので音に驚いたものの、適切な動きは出来なかった。机の下に隠れるとか、頭を覆うとかあんなに小学生の頃に訓練したのに全然身についていない。。

このコロナ禍で家から出られず、することも無かったので我が家では防災リュックを作った。元々ひとつは作っていたけれど、旦那さんの分と私の分とで二つ。マスクや消毒液など、このご時世に合わせたグッズも買い足しておいた。今回はこの出番が無くて済んだけど、備えるに越したことはないと思うから出来得る限りの対策をしておこうと思った。

以前紹介した記憶が無きにしも非ず(最近何でもすぐに忘れてしまう…)だけど、これを機に改めて「東京都防災」のアプリを紹介する。

日本語・英語・中国語・韓国語に対応しているから、もし東京に住んでいるこれらの言語を使う人がいたら是非オススメしてほしい。

今回の地震速報でNHKのニュースのテロップにふりがなが振ってあった。たぶん「やさしい日本語」が意識されているものだと思うけど、そもそも「地震が起きたらNHKを点けてみる」という習慣が来日している外国人に身に付いているかというと怪しいと思うから、自分の身を守る道具を複数持っていてほしいという意味で、このアプリをオススメしたい。

このアプリには防災関連の情報がよくまとまっている。普段ふと見る用にも良いし、「災害時モード」にすると地震や各種警報の情報が簡単に得られるし、いざ閉じ込められた時に音を出せるように「ブザー」という機能も付いている。

防災についての学習をすればするほど、防サイくんというキャラクターの着せ替えも出来るように、ちょっと楽しませてくれる要素もあるから、子どもたちと学ぶのにもぴったりだと思う。

今回の地震で多くの人が10年前の地震を思い出したことと思うが、私もその一人だった。

というのも、私の父方の祖父母は東北に住んでおり、10年前のあの時、1週間近く連絡が取れなかった。私も漠然と不安に駆られていたから、父を含む父方の親族の心労は計り知れないものだったと思う。

幸い無事であり、今回についてもすぐに連絡を取ることが出来て、玄関の靴箱が倒れてしまったとのことだったが身体的には無事を確認出来た。

地方に高齢者を残すこと、やっぱりどうしたって心配。かと言って東京で同居しようというのは難しいし、逆にこちらが地方に住居を移すことも難しい。高齢化社会において、どうやって地方に住む年配の方々を守っていくのかというのも今後の社会の課題なんだろうな、と…何だか色々考えてしまった先日でした。

最近は引き続き週に1〜2本映画を家で見ていて、選り好みしているところもあるけれど、洋画より邦画の方が好きかもしれないと思っているところ。

あ、『この世界の片隅に』をやっと見ました。戦争物ってどうしたって苦しくなる部分があるけれど、今まであまり知らなかったその当時の「何気ない日常」が描かれていて、それにのんさんの声も相まってどこかホッとする部分もあって。「実は人って強いのかもしれない」と、そんな風に思った。

あと、そろそろ体の鈍り方が気になってきたため、2月に入ってから近所に住む友人と週に1回くらいのペースで30分〜1時間程度のお散歩をしている。これがまた、程よい。

ルートはその時々に応じて、2人が行きたいところがあればそこに行くようにしている。先日は私が荷物を出したいから宅配業者の直営店まで。昨日は友人の予約していた本が届いたから、と図書館へ。2人で近くのスーパーで買い物をしてそのまま帰宅。人と何気ない会話が出来ることがとても気分転換になって良かった。

図書館。久しぶりに入った。普段気になる本は本屋さんで買ってしまうことがほとんどであるため、借りることは皆無。たぶんかれこれ15年振りくらいに入ったけど、図書館独特の雰囲気が、少し異空間へ行ったような、でも何故か安心するような、そんな不思議な感覚だった。

まだ小学生になる前、図書館で行われていた本の読み聞かせ会に行ったことを思い出した。最後に灯されたろうそくの炎を誕生月の子が吹き消すルールがあって、それに憧れていたにも関わらず、記憶の限りでは誕生月には参加していない気がする。あの特別感が子どもの頃はとても魅力的だったなぁ。

散歩をしていると、街の風景がどんどん変わっていることに気付く。畑だったところに沢山家が立っていることが印象的。あとは何故かドラッグストアが乱立しているのも印象に残った。高齢者の街だからか…?

今度は通っていた小学校までの通学路を辿ってみようかな。

この街を離れるまでのカウントダウンが始まったので、今のうちに思い出巡りでもしておこうと思う。

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