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冷え性な指先を温める為に、コーヒーを注いだカップを握りしめる。温もりが戻ってきたら、今日もまた新しい1日のはじまり。何か起きそうな予感がする春に向けて。粛々と今日も歩み出す。
※この記事は2024年2月にANYニュースレターで配信した内容を加筆・修正してお届けしています。
当たり前では無い世界線で生きる事を再認識する。
2023年12月のレターで自然災害に触れたばかりで起きた1月の被災。
奈良は被災者の為に市内のいくつかのホテル客室を提供したそうです。
私達もできる事は少ないけど、常に今をより善くする為に、優しく生きられたらと思います。
※令和6年能登半島地震が2024年1月1日16時10分にありました。道路ネットワーク、液状化対策、水道や鉄道などのインフラ整備や復旧・復興作業は2025年1月現在も引き続き行われている状況です。
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人新世の四騎士
気候変動の影響で起こりうる災害達。
それが人新世の四騎士と呼ばれる「熱波、火災、干ばつ、洪水」。
これらの足音が大きくなり気候崩壊が近づきつつある現代で私達は、暮らしや地球の未来を本格的に考えなければならない時が本当に迫ってきています。
どのような行動をとるべきかを考えると同時に、気候崩壊が起きると多くの人類がこれまでの土地で暮らせなくなる現実がやってくるという危機感を私達日本人も持たないといけないかもしれません。
自然災害だけでなく、人為的に起こってしまっている温暖化により引き起こされる災害によって、自分たちの住む場所を移さなければならいない人類大移動もありえるといいます。
狩猟民族だった頃は移動するのがあたりまえだったけど、農耕民族になってから定住する事が当たり前になりました。
これからは、また別の”当たり前”がやってくるかも。
そして、私達は”当たり前”が”当たり前ではない”という認識を常に意識することが大切なのではないでしょうか?
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SOS : ストロベリーオンザショートケーキ
そんな”当たり前”を疑う出来事が昨年のクリスマスでもありました。
「イチゴは本当に必要なのか?」
旬ではないフルーツをのせたイチゴショートケーキは、入荷が遅れ、冷凍する時間が足りず、崩壊した。
この事件は私たちに一つの問いを投げかけました。
「いつでも欲しいものが手に入ることが当たり前になってないか?」
食料や衣料、電気や情報、飲食店で出てくるコップ一杯の水。
これらは全部、お金を払えばほぼ手に入るし、なんだったら無料でしょ?みたいな感覚で手に入れている事もあると思います。
農業だって、人間が定住するようになってから人間の都合のいいように品種改良や土壌開拓を繰り返してきて今の姿形になっています。
感謝の気持ちも優しさも、これらのモノが当たり前に在る世界で生きていると忘れてしまいがちです。
今一度、世の中の当たり前を疑って、感謝して、互いに優しくあれたらいいな、と思います。
もうすぐ春です。芽吹きの季節にたくさんの優しさを。
Take the FIRST CRACK at the future. あなたの未来にファーストクラックを。