奈良の街や山が赤、橙、黄色に染まってきています。そして珈琲にも色があります。よく味の表現を、果実の色で表現します。今日あなたは何色のコーヒーを飲みますか?
※この記事は2023年11月にANYニュースレターで配信した内容を加筆・修正してお届けしています。
奈良はセンスオブワンダーにもってこい。
倫理的規範と欲。
世の中は今だに争いを続けています。民族・宗教・利権・人種・貧困・独裁・人の世は欲にまみれています。
日本は平和だと言いつつも、あちらこちらで規範からずれた、欲まみれの小競り合いや優しくなれない小事件が溢れてます。
しかしその”欲”こそが人類の進化の源でもある。
それならばその欲そのものを、もっと違った方向に向けることが出来たら、違う世界を創造できるのではないか?とも考えられます。
心を揺さぶる柔らかいワンダー。
その為に必要な要素の一つが”センス・オブ・ワンダー”なのかな、と感じます。
自然の美しさ、凄さ、恐ろしさに触れて心を震わせる。
その感動体験や感情のゆらめきから、改めてこの世界の素晴らしさ、景色や色、温度を残し伝えていきたいと思う気持ちが生まれる。
すなわちこの “What a wonderful world.” を未来に繋いでいきたい!という欲です。
そんな気持ちをより多くの人類と共有できれば現世にあるギザギザした欲の形も、やわらかいモノに変化するかもしれません。
奈良は寺社仏閣と鹿がとりわけ目立ちますが、実は1000年を超えて在り続ける原始林や、壮大な自然が奈良市内にもあります。
この秋は大人も子供もみんなでセンス・オブ・ワンダーしましょう。