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2022年7月のTOP5
東京品川区の西小山にある銭湯「東京浴場」内にある一棚本屋フロナカ書店街に店を構えるTOP5BOOKSです。
毎月、適当に決めたテーマにそった本を5冊紹介しています。
2022年7月のテーマは「Bookstore Books」。本屋にまつわる本を5冊選んでみました。
2022年7月のTOP5
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|中野ブロードウェイ物語/長谷川晶一
中野ブロードウェイに行くたびに店舗が増えている「まんだらけ」。お店の生い立ちや、店名の由来(まんがだらけ、ではない)をはじめ、中野ブロードウェイの中での立ち位置など、へえと唸る話が散りばめられています。
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|野呂邦暢古本屋写真集/野呂 邦暢 (著), 岡崎 武志 (編集), 古本屋ツアー・イン・ジャパン (編集)
夏葉社から復刻されている「昔日の客」という大森の古本屋の主人のエッセイを読んで、この早逝の作家のことを知りました。
古本屋の店先で均一棚を眺める姿が思い浮かぶような作者のエッセイも読みごたえがあります。
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|ガケ書房の頃 そしてホホホ座へ/山下 賢二
京都にあったガケ書房の店主の青春記。同じ品揃えでも並びを変えるだけで売れることがあるという参考になる話もありつつ、万引きの常習犯の話など本屋の大変さがこれでもかと伝わってきました。
フロナカ書店街に出店するにあたって読んだ一冊です。
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|無限の本棚/とみさわ 昭仁
神保町に古本屋を開くというあこがれを実現していく過程が興味深いです。本書のメインを占めるコレクターとしての作者の蒐集論は、読んでいて少しめまいがしました。
フロナカ書店街に出店するにあたって読んだ一冊です。
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|古本屋台/Q.B.B. 久住昌之(作)、久住卓也(イラスト)
古本を載せた屋台で、頑固な主人がひとり一杯だけ白波のお湯割りを出してくれます。
「写真撮ってもいいですか?」
と尋ねる若者に、
「いいわけないだろ、常識考えて飲んだら帰えれ」
とピシャっという渋さ。屋台に置いてある本もまた渋いです。
※売り切れ、入れ替えなどで本が店頭に無い場合はご容赦ください。