テクノロジーザスの元ネタ(?)
Twitterのタイムラインに「テクノロジーザス」という言葉が流れていた。ボクはてっきり、海外ドラマSilicon Valleyの人気が再燃しているのだと思ったが、違った。どうやら、フットボールアワーの後藤さんの「テクノロジーザス」というネタがバズっていたようだ。
Silicon Valley
そう、「テクノロジーザス」とはHBO制作の海外ドラマSilicon Valley(シリコンバレー)に登場するセリフなのだ。このセリフが出てくるシーズン1は製作国のアメリカで2014年に放送され、その後Amazonのプライムビデオで日本でも配信されているので、もしかしたら後藤さんはこのドラマから着想を得たのかもしれない(もちろん、後藤さん自ら考え出した可能性もあるが)。
アーリックのセリフ
Silicon Valleyは、ITベンチャーの聖地シリコンバレーで新たなビジネスを興そうと奮闘する登場人物を描くコメディドラマ。主要登場人物の一人であるインキュベータのErlich Bachman(アーリック・バックマン)は、天才プログラマーRrichard Hendricks(リチャード・ヘンドリクス)の会社設立を支援している。アーリックは、リチャードが考えた会社名「Pied Piper(パイド・パイパー)」がダサいと気に入らず、マリファナをキめ、錯乱状態の中で、新しい会社名を捻り出そうとする。その際、「テクノロジーザス」という言葉が出てくる。
"Technolojesus, oh fxxk"
アーリックは「シスビット・デジタルソリューションズ」「インテグレーティング・オープン・データ・スペイシーズ」など、いかにもな感じの意識高い単語をくっつけながら、会社名を考える。さらに、「Oh, テック・ビット・データ・ソリューションズ・システム」と続け「クリエイティング・ユニーク・クロスプラットフォーム・テクノロジーズ、テクノロジーズ...、テクノロジーザス(Technolojesus)、Oh, fxxk!!」と、ついに例のセリフが登場する。
該当シーンの切り出し動画をYouTubeで見つけたので貼っておく。コメディアンのT・J・ミラーが演じるアーリックのイカれた雰囲気がハマっていて、なんとも癖になるシーンだ。
「テクノロジーザス」を機にSilicon Valleyに興味を持った方は是非本編を見てみてほしい。Fワード連発の上、ある程度テクノロジーやビジネスのことを知らないと理解しにくいので人を選ぶ作品であることは間違いないが、アメリカンなギャグセンスがキレッキレの高水準のエンターテインメントでおすすめだ。