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旅行用バックパックの最適解探し -Arc'teryx, Karrimor, 山と道-
国内・海外一人旅で使えるバックパックを求めて
私は荷物管理しやすさ、セキュリティ観点で海外旅行時に悪目立ちしたくない、LCC利用時にすべて機内持ち込みしたい、機動性を高めたい(例えば飛行機搭乗時間ギリギリに走りやすい)といった理由で、スーツケースではなくバックパックで旅をしていて、以下の要件をもとに最適なバックパックを常に探している。
この記事では私が今まで実際に使用したバックパック5つを紹介し、現状の最適解を導出する。
バックパックに求める要件
機内持ち込みできるサイズ
軽ければ軽いほうが良い
当然だが軽い方が移動が楽だし、LCC利用時の重量制限にひっかからない。そして荷物が軽いと心も軽い
奇抜すぎずダサすぎないデザイン
海外旅行時に浮かないデザインで、かつ普段遣いしてもダサっと思われない無難なデザイン
使い勝手が良い
軽さやコンパクトさを追求して使い勝手が犠牲になるのも避けたい
容量は多くても少なくてもいい
衣類は現地で洗濯するスタイルで長期の旅でも1日分の着替えしか持たない。そのため荷物自体は合計15リットル程度で、容量はそんなにいらない。とはいえお土産スペースは欲しいので30リットル前後が現実的かも。
実際に利用した感想
アークテリクス Nomin Pack
購入当時9万円、今は10万を超えている高級バックパック。
シンプルでテックな見た目がかっこいいが、実際使ってみると背負いづらい上に奇抜な構造の収納スペース使いづらく、すぐに売ってしまった
Nomin packの詳細は別記事に記載
アークテリクス Granville 16
アークテリクスの街使い用バックパック
防水素材でできていて雨にも対応できる
雨が多い地域の旅行では重宝しそう
旅行以上に梅雨時の出勤時に重宝してる
1日分の着替えとPC、洗面用具を入れてちょうど満タンくらいのサイズ感
私のユースケースではこのサイズでちょうどいい。しかし、お土産等を入れるスペースが一切なくちょっと心もとない
海外旅行時に荷物が少なすぎると逆に悪目立ちするっちゃする。今のところそれが原因で税関で止められたりはしていないが。
私が持っている旧モデルは2万円程度だったが、新モデルは3万超えになり簡単に手を出せなくなってしまった。残念
karrimor Tribute 40
登山メーカーkarrimorが作った旅行向けバックパック
機内持ち込みできる最大サイズ
PC用収納部と衣類等の収納部が分かれた2気室構造
縦に2つの収納部分に分かれていて荷物が整理できるようになっているが、この構造が私には合わなかった。収納部を2つに分けずに大きな収納部が1つだけの方が、どんなサイズ感の物でも自由に詰め込めて都合が良い。例えばお土産に箱入りのお菓子を買ったりした場合に2気室構造だとうまく収まらない。
ポケットが沢山ついていて荷物を分類できる。が、自分は小物類はポーチにまとめる派でポケットは使いこなせなかった
充電ケーブル等をポーチに入れておけば、飛行機に乗るときや街に出るときポーチごと持ち運べて楽
本体重量は1200gでやや重い。その分しっかりした作りではある。
レインカバー付属。登山用レインカバーにありがちな派手な色ではなく黒い目立たないレインカバーが付属しているのは好印象
しかし、旅行でレインカバー使用することは稀。雨が多い国や地域は雨に耐えられる都市構造をしていて、例えば雨の多い台湾や香港は歩道に屋根がついていたり、傘が街のいたるところで安価に売っている。そのためレインカバー付属はそこまで大きなアドバンテージではない
収納可能なウェストベルト付き
旅行でウェストベルトを使うことは全く無いため要らない。ウェストベルトは収納可能だが、本体に縫い付けられており取り外せない。
余談: ちなみに私は登山でもウェストベルトは使わない。高校時代の山岳部の顧問がウェストベルトに頼ると背筋が伸びず正しい歩き方が身につかないと言っていたため。
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山と道 Mini2
鎌倉発のウルトラライト系登山用品ブランド山と道のバックパック
いわゆるRay-wayスタイルの超軽量バックパック。重量は僅か390gとスマホ2台分程度の重さ。適切なパッキング、適切なフィッティングを前提とすれば背負心地はこの記事に挙げたバックパックの中で最も良い
軽量なのにデザイン性も犠牲にしていない貴重な存在
旅行用ととしては生地が薄すぎた
実際に破れたりはしていないが、例えばもし飛行機の預け荷物にした場合ベルトコンベアに挟まれて破れたりしないか心配な薄さ
ライナー(バッグ内側の防水バッグ)利用前提で設計されているため防水性は無いため、旅行中に急に雨が降ったり、濡れた床にバッグを置く際には気を使う
購入後に旅行系YouTuberのアンドロイドお姉さんと同じバックパックだと気づいた。海外もこのバックパック一つで旅行されているようなので、私がデメリットに感じた生地の薄さは人によっては大丈夫なのかもしれない。
そもそも登山用バックパックを旅行用に使った私が間違っている。今後は登山専用として使います
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アークテリクス Mantis 32
結論、現状ではこのバックパックが旅行用としてもっともしっくりきている。
十分な収納量
32リットル入れば大抵の旅行用荷物はすべて収まる。PC、PC周辺機器、洗面用具、1日分の着替えと防寒具を入れても半分ほどお土産スペースがあまる。
無難なデザイン
ザ登山用・ザ旅行用という見た目をしていないフツーのバックパック。しかし印籠のごとく始祖鳥ロゴのおかげでオタク感も軽減されるちょうどいいデザイン。
荷物が取り出しやすい
山と道Mini2のような上部からしか荷物が取り出せない登山用バックパックの構造ではなく、ファスナーを開ければ底の荷物を取り出せるごく普通のバックパックの構造をしている。そのため、荷物を自由自在に取り出せる。
しかし廃盤。
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気になってるやつ
CabinZero CLASSIC
旅慣れた人たちがみんな使っているcabin zeroのバックパック
機内持ち込みできる最大サイズ、シンプルな1気室構造、シンプルな見た目といった玄人好みな仕様
自分的にはちょっと見た目が無骨すぎるが、それでもこのシンプルさと容量は良さそうで使ってみたい
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