【経験談】どうやって案件獲得した?ライティングを学んだ?FAQ
こんにちは、歯科衛生士ライターのミホです。
InstagramのDMで、以下のような質問をよくいただきます。
最初のうち、どのようにしてライティングの案件を獲得しましたか?
ライティングの技術はどのように学びましたか?
クラウドワークス等は使っていましたか?
これについてInstagram上でも回答しているのですが、さらに詳しくお答えしつつ、フリーランスになりたての頃(仕事を得るために)どう過ごしていたのかといったあたりを書こうと思います。
どのようにライティング案件を獲得した?
歯科衛生士になったもののすぐに辞め、フリーランスとして活動していくまでの数年間は以下でもまとめています(全3記事)。
結論から述べると、ライティング案件は以下のようにして獲得していました。
自身で制作したWordPressサイトで毎日歯科知識の発信を行なっていた
1.をSNSで同じく毎日発信
SNSを見た歯科医院様や歯科企業様から、DMで直接執筆の依頼をいただけるように
1. 自身で制作したWordPressサイトで毎日歯科知識の発信を行なっていた
歯科衛生士を辞めフリーランスになったばかりの頃は、ライティングというよりアフィリエイトに興味がありました。
アフィリエイト収益を得るためには、まずASPに登録します。
また言わずもがな、広告を掲載するには何かしらのサイトが必要です。私のように自分で制作したWebサイトでも良いし、最近ではSNSでもアフィリエイトができるので、SNSアカウントを持ってさえいればできることもあります。
そして「この広告を載せたい!」と何でもかんでも載せられるわけではなく、広告主によっては事前審査が必要なことも多々あります。
この事前審査では、どのようなサイトに広告を掲載しようとしているか、そのサイトの影響力等が見られるとされています。
例えば私のような歯科衛生士が歯科知識を発信しているサイトに、全く関係の無いスポーツジムの広告を掲載しても、誰も買いませんよね…(私がジム好きな歯科衛生士として売り出していれば別ですが😅)。
そのため「この広告掲載したいです!」と申請する前に、ある程度記事を書いておくことも必要でした。サイトの内容に限らず100%承認が下りる広告もありますが、非承認となった広告もたくさんありました。
つまり歯科知識の発信を目的とした記事を書きつつ、広告収入を得ることを目的とした記事も書いていました。
2. 1.をSNSで同じく毎日発信
以下の記事でも書きましたが、ただ記事を書き続けるだけでなく、SNSで発信することの重要性に気づきました。毎日執筆を始めて2ヶ月ほど経ったころです。
とりあえずプライベートで使い慣れていたInstagramとTwitter(現:X)を利用してみました。
そのうち、フォロワーが1,000人を超えました。
Twitterの方が直接リンクを貼ることができ直接ブログへ遷移してもらえるので、離脱は少なかったはずですが、Instagramの方がなぜか伸びが良かったです。時代背景もあるかもしれません。
3. SNSを見た歯科医院様や歯科企業様から、DMで直接執筆の依頼をいただけるように
SNS投稿を始めてしばらく経った頃、歯科医院様や歯科企業様から声がかかるようになりました。フォロワーが1,000人を超えるよりもっと前のことです。
肌感として、SNSを通じて依頼の連絡がくるか否かに、フォロワー数はあまり関係ないと思います。
つまりフォロワー数が少なくても、プロフィール文がしっかり書かれていたり、ポートフォリオでしっかり実績を示せていたりすれば、声をかけていただける可能性は十分にあるということです。
参考までに、私のポートフォリオはこちらです。
また当初はSNSで顔出しをしていませんでしたが、やはり顔出しをしてから依頼をいただけるようになった記憶です。ただ顔出しをしていなくても、投稿がしっかりしていれば声がかかるし、フォロワー数が多い人はたくさんいますよね。ここもあまり関係なさそうです。
とにかく、今の時代SNSを通じた発信は必須です。自身に知名度が無いならなおさらです。
なお自身で運営していたサイト内の問い合わせフォームから、依頼の連絡がきたことも多々ありました。
実績が無い間はどうすれば良いのか?
「ポートフォリオで実績を示すことで依頼をもらえる」と書きましたが、実績が無い場合はどうすれば良いのでしょうか。
例えばライティング案件だと、応募資格として「ライターとしての実務経験1年以上」等と書かれていることがあります。
基本的には「実務経験1年以上」というと、企業等でライターとして採用され、ライターとして1年以上勤務した経験がなければいけません。ただ必ずしも企業等で採用されていた必要は無く、「(フリーランスとしてでも)業務を任された経験が1年以上あれば良い」とも取れます。ここは応募先によります。
いずれにせよ、「実務経験」は実際に依頼をもらわなければ得られないステータスですが、「実績」はそうではありません。無ければ自分で作れば良いのです。
私もフリーランスになったばかりの頃は、ライティングに関する実績も実務経験もゼロでした。歯科衛生士しかやったことがないので、「ポートフォリオが必要」と言われても書けるものが全く無い状況です。
ただ依頼をいただけるまでの間は、(アフィリエイト収益のために)記事を毎日書いていたので、それが実績となっていました。歯科知識を発信していたサイトがそのまま「執筆経験」という点で実績となっていった、という形です。
自身でサイト制作を行うのは手間と時間がかかるので、noteのようなブログサイトであったり、SNSであったり、実績の作り方はいくらでもあります。
ライティング技術はどう学んだ?
結論からいうと、ライティングの技術は独学でどうにでもなります。例えば自身が「読みやすい」と感じる記事の書き方を真似してみたり、漢字の開き・閉じに関しては解説してくれているサイトがいくらでもあります。
また有料のスクール等は、日本語力に相当自信の無い方以外は不要です。なぜなら、クライアント様によってライティングの要望や規定が異なるからです。
例えば、歯科衛生士になる前に教科書でいろいろ学んだと思いますが、実際に臨床に出てみたら「習ったのと違う」「先生によって使う器材が変わる」「歯科医院によって処置の流れが違う」というのは日常茶飯事ですよね?
これと同じで、ライティングでも実際に現場に出てみて初めてわかることが多くあります。クライアント様から学び、経験を積んでいくことでいろいろなパターンに対応できるようになります。
「初心者OK」という案件はいくらでもあるので、そういった案件に応募し、「学びながら稼ぐ」というのがもっとも効率の良い方法だと思います。