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矯正失敗?予想以上に歯を削られて歯が小さくなってしまった!

歯列矯正を受ける際、多くの人が「歯が美しく整う」ことを期待します
しかし、矯正過程で思わぬ結果が生じることがあります

特に「歯が小さくなった」という悩みは、矯正後に感じる不安の一つです

実際、歯を削ることが関わる治療の中で、予想以上に歯が削られてしまうことがあるのです

1. インビザラインのストリッピング技術

インビザラインなどの矯正治療では、歯を動かすための一つの方法として「ストリッピング」という技術が使用されることがあります
ストリッピングは、歯に小さなスペースを作るために、歯の表面をおよそ0.2〜0.5mm程度削る処置です
この削った部分を利用して歯をきれいに並べ、全体的な歯並びを改善します
削るのは歯の一番外側にあたるエナメル質のみであり、これは歯の保護層であるため、健康な歯質に大きな影響を与えることはありません
とはいえ、削ったことによる見た目の変化に不安を感じる方も多いです

2. 医師の技術不足と説明不足

歯を削る処置が必要とされる場面は、主に歯の形を整える場合や歯を矯正するためにスペースを作る場合です
しかし、この際に注意しなければならないのは、削りすぎてしまうことです
時として、医師の技術不足が原因で、予想以上に歯が小さく削られることがあります
また、医師が治療内容について十分に説明せず、患者が何をされているのか理解していないケースもあります
事前のカウンセリングでしっかりと説明を受け、納得して治療を進めることが大切です

3. 素人目には小さく感じても問題ないことも

治療を終えて鏡で自分の歯を見たとき、小さく感じることがあるかもしれません
しかし、実際には専門的な判断に基づいた削り方で、機能的には何も問題がない場合も多いです
素人目には「小さくなった」と感じても、歯の健康や噛み合わせには影響がないことがほとんどです
専門の歯科医師による治療を受けた場合、無理に削ることなく理想的な形に仕上げている場合もあります

4. ヒス(しみる症状)のリスク

一方で、矯正治療を受けた後に「ヒス」と呼ばれるしみる症状を感じることがあります
これは、歯の表面が削られることで、神経が敏感になり、冷たいものや熱いものを口にしたときにしみる感じが生じる現象です
特に、歯の表面が薄くなった場合、ヒスを感じやすくなるため、注意が必要です
治療後に違和感や不快感がある場合は、医師に相談することをおすすめします

まとめ

歯列矯正治療を受けた後に、歯が小さく感じることがありますが、必ずしもそれが問題であるわけではありません
医師の技術や事前の説明が不十分だった場合には、不安を感じることもありますが、治療内容をしっかりと確認し、納得の上で進めることが大切です
また、ヒスの症状についても注意が必要ですが、治療後の経過を見守りつつ、必要であれば専門医に相談をしましょう
 
 


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