針生検日。乳がん発覚時のこと
針生検を受けた直後、
これからのことを書き留めておこうと思い立った。
胸にガーゼを押し当てて今、急に病人になったんだなと。
今から3日前、ブレストクリニックを受診した時のこと
2024年4月頃左胸に急に胸が突っ張るほどの大きなしこりができた。
見た目も変形し怖くなったが、ネットで調べて乳腺炎だろうと思い込みすぐにクリニックは受診しなかった。
というのも、近いうちに仕事で講演依頼があり何かあった場合精神的に乗り越えれないのではないかと思ったり…
現状が続くようならクリニックに行くつもりではいた。
7月30日に有給休暇をとっていたので
気になってから3ヶ月後にようやく受診。
しこりに触った瞬間「けっこう大きいね…」
マンモグラフィーもしこりのせいか左胸だけ痛かった。
エコー終了時に「職場がここの近く?」
と先生に言葉をかけられて悪い予感がしながら
改めて椅子に座って診断結果を受けた。
ほぼガンで間違いないだろうと、しかもすでに4㎝以上
大きな病院で詳しく検査した方がいい、、
話を聞きながら徐々に意識が薄れていくのがわかった。
「水をもらっていいですか」と言ってすぐ看護師さんに
「顔色が悪いので休みましょう」と言われ立ちあがろうとした瞬間、身体の力が入らなくなって何人かに支えられながらベッドに移動した。
ナイスキャッチ、ありがとうございます。
ここの看護師さん本当に優しかった。
改めて先生から話をきき、すぐにはどこに紹介してもらうか決断できなかったので一旦外出してきていいよと言っていただけた。
近くの商業施設のベンチに座って教えてもらった病院を調べるが正直よく分からない。
同時に家族に「私、乳がんになったっぽい」とLINEし、
ちょうど連絡を取り合っていた友人(医師)にも報告。
ショックだろうけど、治療できるのだから大丈夫だと励ましてくれた。
少しずつ冷静になり、通いやすいということも考慮して
病院を決め、翌々日に予約を取ってもらい帰宅。
大学病院での診察でも乳がんであることは間違いなさそうだ。
これからの事(仕事、お金、生活、副作用)を考えると不安しかない。
クリニックを受診するまでの間、どこか怖い気持ちを
抱えながら生活していたので、大丈夫だと思い込むために
「私乳がんかもしれないわー笑」って周りに言ってたことが現実になるとは、冗談でも言うもんじゃなかった…
まさか自分が乳がんになるとは、
今日の生検結果を聞いたあと、どんな治療・生活が
待っているのだろうか。