ボディを再検証2
〜文化ボディ編〜
miss10 3rdのボディトワルを、文化ボディに着せてみました。
上がmiss10 3rdで下が文化ボディ
ウエストが細い(60c)のがmiss10の特徴なので、文化ボディ(ウエスト64c)はもちろん閉まりません。
そして文化ボディは肩幅が広いのがネックです。
ヌードボディなので体の特徴の表現がしっかり出ていて私は好きです。確かに勉強始めの生徒にはすごく良いボディだと思います。
でも...肩!肩幅が!!こんな肩幅あるボディでは、レディースアパレルで仕事には使えません。残念、、、
そして横から。左がmiss10 3rdで右が文化ボディ
比べて気になるのは、鎖骨部分が全く足りていないことです。
写真は分かり辛いですが、文化ボディには鎖骨のような凸があって、そこがトワルに引っかかります。
そしてこのトワルを自分が着た時にまず気になったのがそこでした。
これまでの経験からも足りない認識はあってゆとりは入れていましたが、引っかかり着苦しさをリアルに感じると、これはゆとりを入れ忘れたら服としてアウトだと思いました。
あとは肩の浮き。
色々調べましたが肩傾斜がmiss10は20°、文化は21〜22°くらいと思います。
リアル人体はおそらく20°位が平均なようで、miss10の方がリアルに近そうなのでひとまず置いておきます。ただ、後ろ肩の浮きは1stと比べた時同様、3rdは厚みがあるなと感じます。
そして背中の表情が結構違うな〜と思います。
背中からウエストにかけての傾斜が文化の方がキツイんですね。ぴったりの組んだら後ろウエストダーツがすごく多くなりそう。
そのせいか肩甲骨の三角の下端にあたる辺りが文化ボディはゆるゆるです。
最後にBNPの浮き。
文化ボディに着せるとBNPで指入るくらい浮きます。
多分ですが、横から見た時にBNP〜SNPの厚みが3rdの方があり、距離が長いので文化ボディでは浮くのだと思います。
自分で着た時の着心地は、BNPで第7頸椎の凸にちょっと当たるかな?でした。
ただ、骨に当たる以外はゆとりがあるように感じるのと、上辺はちょっと浮いてるようにも見えます。実際後ろ衿ぐりをちょっと下げたデザインだと特に、衿ぐりが浮くことがよくありました。
そこから思うのは
後ろ衿ぐりがBNPから始まるならちょっとだけゆとり入れても良いかも
骨より下に衿ぐり下げるならゆとり入れない方が良さそう。です。
私の手持ちボディではここまでになりますが、色々とmiss10 3rdについて気付けました。
また他のボディに触る機会があれば検証してみたいです。