安曇野ズッコケ旅行記②/姉妹旅行/大人の休日倶楽部
穂高駅に着くと
「ぴ〜ひょろろろ〜」と鳴く声がよく聞こえる。
近くの林にトンビがたくさんいた。
わたしは今度生まれ変わるときに
人間という第一希望が徳不足で無理と言われたら
トンビかタカになりたいなぁ🦅
トンビもタカも
ひとりで生きているような風格があったけど
穂高のトンビは
何匹かでたむろしている。
ひとりでどこにでも行けそうな強さはかっこいいけど
やはり鳥になっても誰かと一緒にいたいと思うなら
穂高のトンビになるってのが有力かなぁ。
水も美味しいもんね。
そして
美容師さんから教えてもらったカフェで自転車を借りる。
いつもチャリなんてこがないんだけど
知らない道だと漕いでみたくなるんだな。
無印のあったかインナーを着たわたしは無敵ってかんじ。
#大王わさび農園
まで自転車を走らせるんだけど
サイクリングの楽しいが全部詰まった道と風景と匂いだった。
五感が全部サイコー❣️って感じの道のり。
秋晴れのじんわり暖かい午後に
ちょこっと金木犀の香りなんかしちゃって。
目に見えるのはアルプスの山たちで
トンビが旋回している。
顔に当たる風は気持ちよくて
開放感で自然と深呼吸をしたくなる。
わさびって綺麗な水じゃないと作れないんだってさ。
「綺麗な水」ってのはずっと動いている。
流れが早い。
池の中なのかな、コポコポと湧いて水が動いているのが見える
あの水を見ていると
現状維持は停滞ということがよく分かる。
淀みたくなかったら動けってことだ。
わさびソフトはびびって買わなかったけど
水出しアイスコーヒーをはんぶんこする。
絶対にプラセボ効果あるけども
なんかまろやかな気がするね、っていって
美味しくいただき
わさびたちの周りを散歩する。
そして
お散歩で来てたわんちゃんが
おもむろに妹のそばに行き戯れようとする。
妹の黒いズボンにわんちゃんの足型がつく🐾
肉球の模様みたいでかわいい…!
って意気揚々と写真を撮る妹。
まさかこれがあんなことになるなんて…
2時間サスペンスドラマだったら
このシーンとともに不協和音が流れるんだろうな。
そしてお待ちかねの
わたしたちのアミューズメントパーク、ツルヤへ。
あの緑の建物が見えたら大興奮!でチャリをこぐ。
今回は車じゃないから
重いもの、冷蔵品は心を鬼にして諦めた。
今回のベストバイはあんずジャムでした🫶
最近はあのジャムが食べたくてパンを買ってしまう🤤
楽しいスーパーは鮮魚とご当地調味料にときめく。
あのヤリイカ、美味しそうだったなぁ。
なんとなくの感覚で目的地に辿り着けるタイプ妹と
一度来た道なら覚えてるタイプのわたし。
何事も抜け目なし!の人間よりも
苦手なことは得意な人におんぶしてもらうみたいな
その分自分の得意なことで大事な人をおんぶできるみたいな
そういう強くてやわらかい人間になりたいもんだわ
って思った次第です。
そして意気揚々と宿へ向かうのである🚲