テスト目的はなぜ大切なのか

はじめに

JSTQB FLシラバスでは以下が「テストの目的」として記載されています。

* 要件、ユーザーストーリー、設計、およびコードなどの作業成果物を評価する。
* 明確にしたすべての要件を満たしていることを検証する。
* テスト対象が完成し、ユーザーやその他ステークホルダーの期待通りの動作内容であることの妥当性確認をする。
* テスト対象の品質に対する信頼を積み重ねて、所定のレベルにあることを確証する。
* 欠陥の作りこみを防ぐ。
* 故障や欠陥を発見する。
* ステークホルダーが意志決定できる、特にテスト対象の品質レベルについての十分な情報を提供する。
* (以前に検出されなかった故障が運用環境で発生するなどの)不適切なソフトウェア品質のリスクレベルを低減する。
* 契約上、法律上、または規制上の要件や標準を遵守する、そして/またはテスト対象がそのような要件や標準に準拠していることを検証する。

テスト条件やテストの組み合わせパターンを検討するうえでは上記をさらにブレークダウンしたものを明確にしておくことが大切だと感じましたので、どういったときにテスト目的が大切になるのかをnoteにまとめたいと思います。

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