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モスコミュール
BARでオーダーすると
「モスコミュール」だけ、銅製のマグカップで出てくる。
これは
アメリカの禁酒時代、銅製のマグカップで出すことでノンアルコールの飲み物としてカモフラージュしたことの残りだとかそうでないとか。
または
単なるスミノフのプロモーションの一環が今に受け継がれているだとか、そうでないとか。
さらには
一般家庭で当たり前のように使われていた銅のマグカップを利用することで自宅でも作れるカクテルとしてアピールした結果だとか、そうでないとか。
といった沢山のエピソードと時代性を含んでいる。
そして「モスコミュール」を頼んでも
お店によっては
使うウォッカやジンジャーが異なり、
配分が異なり、
そしてキュウリを入れたり、入れなかったり。
こう思うと、
口に含めずとも粋な時間を味わい、堪能できる。
これが「お酒」だ。
乾杯。
ここで筆を置く。
Keitaro.
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![森 慧太郎](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133578962/profile_5c2455ff827c987fc5693251e09e8451.png?width=600&crop=1:1,smart)