『Clean Party』 --社会にいいこと、めっちゃ楽しく!!
はじめに
まずはこれを見てください。
これが我々の一部の様子であり、我々のイベント「Clean Party」です。
大学生が未来ある高校生とともに取り組んでいる姿です。
概略は以上。
中身が気になった方へ。もう少し読み進めてもらえたら嬉しいです。
語らせてもらいます。
背景
サッカーW杯。
試合結果がどんなものであれ、日本が絶対に世界メディアに取り上げられるものがあります。
何だと思いますか?
それは、
サポーターの「ゴミ拾い」の姿です。
「素晴らしい」
「さすが日本人」
世界から賞賛されています。とても嬉しく誇らしいものです。一つの日本の文化とも報じられました。
ただ本当に文化になっていますか??
自分の街に目を向けてみると悲しい現実。街にはゴミが捨てられ、とても文化とは胸を張って言えたものではありません。
渋谷に来た外国人観光客に言われたコトバ。
「日本人もポイ捨てするんだね」
とても辛い気持ちでしたが事実としてある以上、返す言葉がありませんでした。
わたくし、 森 慧太郎について
僕は昔からアウトドアが大好きです。
大学1年生の時にはオールシーズン週三回は海に出かけサーフィンをし、
部活はライフセービング部でした。
山のアクティビティも大好きでキャンプ、ハイキングも楽しんでいます。
富士山に登ったり、ヒマラヤ山脈をトレッキングしたりもしました。
そんな自然と楽しみ遊ばせてもらってる自分がビーチクリーンに誘われました。
海ゴミの8割は街から来ていると聞き、ちょっとでも自然を守る活動もしたいなと思いました。
ご縁があり、サステナビリティに関心の高い
ユニリーバさんのところでインターンシップをしたり、
日本で一番大きいNPOのグリーンバードでたくさん活動させていただきました。他のゴミ拾い団体の活動にもいくつも参加させていただきました。
そこで気がついたこと。
日本には多くのゴミ拾い団体があり、ポイ捨てされたゴミを拾ってくれています。とても素敵な活動をされており、これは誇るべき日本の文化ともいえるでしょう。
ただ先週ゴミを拾った場所に全く同じ場所に同じゴミが捨てられていたことを目の当たりにした時に思いました。
「ポイ捨てをする人とゴミ拾いをしている人は二極化。
いたちごっこしているだけでは??」
考えてみると
ポイ捨て→街のゴミ→ゴミ拾い
の流れになっています。
上記のような団体はゴミを拾ってはいますが、ポイ捨てをするところにアクションはしていません。
ゴミ拾いをしている方なら あるあるなこと。
先週ゴミを拾った場所で、今週も同じ場所で同じゴミを拾っている。
これが今の状況なのです。
ポイ捨てをしなければいい。させなければいい。
根源的な解決は「ポイ捨てをしている人の意識を変えること」
そこで考案したのが「Clean Party」です!
なぜ『Clean Party』なのか
街でゴミが捨てられているところの特徴を見ていくと一つの特徴が分かりました。
「お酒ありきの人が行き交う場」
ここに多くのゴミが捨てられています。
クラブにくるような人は、環境への意識が低い方が多い傾向がある。
ということは
クラブカルチャーが好きな人にポイ捨ての意識改革のアプローチをすれば少しでも街のゴミ問題の解決に繋がるかもしれない。
そこでクラブとゴミ拾いを掛け合わせた「Clean Party」を始動させました。
後半のクラブを楽しみに、前半はポイ捨てをするような人にゴミ拾いをさせる。
これがClean Party です。
街のゴミに目を向けてみると 街ゴミの多さに気がつきます。
ゴミ拾いを一度でもしてみると、その経験から今後ポイ捨てをする際にためらうでしょう。
クラブが楽しみだから、でいいのです。
みんなでゴミ拾いをやるから、参加してみる でいいのです。
切り口はどこでもいい。アクションが大事なのです。
そしてそこから少しでもポイ捨てをしていた人がポイ捨てをしない、さらにはゴミ拾いをしだすようになると、街のゴミ問題は逓減できるのではないでしょうか。
「ゴミ拾い」を地についた世界に誇れる日本のカルチャーにしたい、と強く思っています。
そして極めるところ「ゴミ拾い」という行為がない世の中にしたいと思っています。
Clean Party は
「環境意識をより人々に、社会に」が目的のイベントです。
関心のない層に関心をもってもらうことを目的にしています。
この関心のない層のアプローチ。これがなかなか難しい。
否が応にもやらせるわけにはいかない。勉強しろ!と言われてよりしたくなくなるように、そういう働きはできない。
その上関心のない人たちに「ゴミ拾い」はどういうイメージか尋ねるとこのような答えが帰ってきます。
ポイ捨てをする層にアプローチをするにはこのようなイメージを 打破しないといけないのです。
何故こんな素敵な社会活動がこう見えてしまうのか。
結果分かったこと。
それは「魅せる」ことに力をいれていないからです。
「魅せる」をモットーにCOOLに活動する。
COOLは憧れです。こうなりたいと思わせ、それは関心に繋がるのです。
そこで我々は「魅せる」ことには、とことんこだわります。
「ダサい」のイメージが付き纏うゴミ拾いをひたすらにカッコいいものに創り上げています。
COOLなイベントでCOOLな映像。
これです。意識改革を起こすにはここまでしないといけないのです。
そしてこういう姿はイベントに参加した人に関心を持ってもらえます。SNSで見た人にも関心をもってもらえます。
オフラインでも、オンラインでも波及できるのです。
それが我々の「Clean Party」です。
そしてこれが我々の目的である「環境意識をより人々に、社会に」が実現できる一つの姿であると思っています。
Clean Party は
学生団体HOKULEA、環境コミュニティVYBEで運営しています。
学生団体HOKULEAは現在 多様な大学生120名が集まるコミュニティであり、
様々なイベントやプロジェクトに取り組んでいます
「HOKULEA(=喜びの星)を人々に、社会に」をビジョンにアウトドアアクティビティをしたり、1000人集客するイベントを開いたり、
過去にはユニリーバと共同でプロダクトを制作、企業とタイアップしたイベントも行っているコミュニティです。
「社会にイイこと、めっちゃ楽しく」が我々のミッションです!
VYBEはHOKULEAの環境コミュニティであり、
「BE COOL ,BE CLEAN, BE CASUAL」の元、環境意識の底上げを図るために興味のない人へのアプローチをするためにカッコよくカジュアルに環境のアクションを行っているコミュニティです。
「魅せる」を意識しつつ毎週 渋谷の清掃活動をしています。
Clean Party は2022年にスタート。この年大学生向けに二回行いました。
一回目は100人ほど集まり、二回目は開始直前に天候に恵まれず後半の交流のみになってしまいましたが総勢400人も集客したイベントでした。
2023年から新たにチームを組み直し、HOKULEAとVYBE が主催しています。
ターゲット層もより未来ある「高校生」にし、大学生がボランティアで
かつ時間と労力を使いClean Partyを開催しています。
環境に関心の薄い未来ある高校生に、「楽しい」を切り口に、COOLな姿でゴミ拾いに取り組んでもらっています。
Party の部分もClean を徹底し
NO ALCHOHOL、NO SMOKING、NO DRUG
にし、
「健全な音楽イベントもあるし、そういう遊び方を学んで欲しい」
という想いも込めています。
最後に
僕らの想いは「環境をより人々に、社会に」です。
学生が想いだけで創り上げているイベントです。
どんな切り口でもいい、それがアクションに、そして意識が少しでも変わればこんな嬉しいことはございません。
この我々学生の想いに共感して頂けたら、そして地球を想うアクションに共感していただけたら嬉しいです。
またみなさんのシェアや応援メッセージもとても励みになります。
共によりよい社会をつくっていきましょう!!!
これからも定期的に開催していきます!
『社会にいいこと、めっちゃ楽しく!』
--HOKULEA
ここで筆をおく。
Keitaro Mori
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