だれでも幸せになる最も簡単な方法

真理は世界一シンプルなものである。
なぜならソースは「一」だから。

学問があろうがなかろうが、
美人であろうがそうでなかろうが、
修行を積もうが、積むまいが、
金持ちだろうが貧乏人だろうが、
そんなことは一切関係ない。

神を信じようが信じまいがどーでもいい。
それはまったくナンセンスだ。
神はそんなことを求めていやしない。
それは君の気まぐれなエゴである。
それは単に君の都合で創っただけの「幻影カミ」にすぎない。

必要なのは神から信じられることだ。
信じられるとはどういうことか？
それは自分に素直になること。
そして自分がもともと自由であることに気づくことだ。

素直になるにはどうすればいいのか？

笑ったり、泣いたり、怒ったり、あくびしたり、
踊ったり、書いたり、食べたり、何気なくTVを観たり、
電話したり、メールを作ったり、失くしものをさがしたり、
昼寝したり、瞑想したり、風呂に入ったり、
いやいややっていた仕事をあっさり辞めてみたり、
困っている人に手を差し伸べたり、
映画を見たり、料理を作ったり、親孝行したり・・・

いま、君が思ったことをすぐやることだ。
重要なことは「いま」である。

その思いは別に立派なことなんかじゃなくていい。
つまらないことでいいし、何の脈絡がないことでもいい。

これ以上簡単な方法はない。
子供にもできる。
いや、言われなくても子供はそうしている。

最も簡単なことなのに多くの人がそう出来ない。

それは、自分を信じないからだ。
自分が神であることを信じないからだ。
（え？まさかこのちっぽけなわたしがかみですって？）
おまけに、神というものは遥か天国におわします、はらりと白い衣ころもをなびかせ登場するような高貴なものくらいに思っているからだ。
あるいは「宇宙の創造神」とかを空想で描いたりしているからだ。
（そう信じ込まされたり、させられてきたんだから、当然だが）

それが証拠に、君は疑ったり、笑ったりしてやろうとしないだろう？

「幸せがそんなに簡単にやって来るんだったら誰も苦労しないや」

とね。

それがマトリックス（仮想現実）の入口さ。
どこかで仕入れたそんな苦労人風の人生観が君を「簡単にできない」君にしているんだ。
自分で自分にそう指示してるんだから当然だろう？

人は知らずに自己暗示をかけている。
そして、いろいろアタマであーでもないこーでもないと考える。

「これをやったら失礼に当たるかな？　笑われるかな？」
「やっぱり、後回しにするかな」

しかし、今幸せでなかったらそいつは一体何万年先にやって来るんだ？
幸せが簡単にすぐやってこないのであれば、いったい何がやってくるのだろう？
そこには、今の君の疑りや心配や見栄や「他人の意見」がやって来るだけだ。

君が躊躇するから神は君を離れる。
自分の思いに躊躇するという事は、（何ものかを信じていて）自分を信じないということだからだ。
自然に任せれば、神は君と一緒だ。
自分に素直に。

これは知識でも、智慧ですらもない。
当たり前に生きるという教えでもない。

生きるという事だ。

これこそが、日本古来からの随神かんながらの道、
神とともに生きる道だ。
（理屈好きな君に、西欧流の神智学的に言うと、それはブッディ界と直結する法、さらにハイヤーセルフと一体となる法だ）

幸せは、生活を離れたどんな高尚な学問にも、知識にも、悟りにもないよ。
この世では生活そのものが幸せなんだ。
生きることが悩みや苦労なわけないじゃあないか？
幸せだから生きてるんだ。
そして死んであの世の先に行っても、
僕たちはソース一に帰るまで、長い長い時間、幸せな旅を続けるんだよ。

あ？
うっかりこの世最大の秘密を書いてしまった。
どんな密儀や秘教を探っても書いていない秘密を。

いいよ、ただで君に差し上げるよ。