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地上的な餘に地上的な

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2022年11月から2024年5月まで、同タイトルでNoteに投稿した記事を集めました。スピリチュアルなテーマを扱っていますが、このところそれらに依存しない全く新しい地平線が拓け…
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#存在

【放談】「神霊」を敬して遠ざける。いわんや守護霊においておや

その前で卑屈にならない。生きとし生けるものは友達だ(前回に続く) 翻って神霊界隈(ひるがえり過ぎだけど?)。 僕が宗教嫌いなのは、それ(神霊)を拝んじゃう点だ。 あと、よく言う「生かされている」という感覚。 いずれも、さももっともそうではあるが、子供にはそうした感覚はない。 これらは、ヒエラルキーを生む。 それがどういうことかといえば 支配・被支配の構造を生む。 これは巧妙にできた宗教にまつわる「罠」である。 「神」に代わる「何者か」がそれを利用しているからだ。 そ

目覚めるってなんだろう?

Wよく「目覚める」という言葉を耳にします。 このところ、ますます頻繁にその言葉を耳にすることが多い気がします。 そう言う自分もご多分に漏れずその言葉をよく使うんですが、まあ、何らかの状態から目をさました感覚になっているから、そういう気分になってんだろう・・・そう思うし、そう思われていいと思います。 ただ確実に言えるのは、それはその人の個人的な真実なのだから、もう止めようがないものだということです(止める必要もないけど)。 さて、一概に「目覚め」とは言いますが、僕はそれ

ことの世界とまことの世界

こどものころ、世界はキラキラ輝いていた 何でもできる という感覚が普通にあった まわりにある草花は友達だった トンボや蝶は家来だった フェアリーや目に見えない存在も 意識の中で寄り添っていた ひねもす遊びまわるなかで それら存在との交感が 冒険を後押ししてくれた 止まることなく いつも走り回っていた 永遠という世界なんて知らないけれど そこには確かに永遠の時間が流れていた なかには木偶のようにつったったままのものもいたけれど そんなものが理解できなかった みんながキ

仲間のフリした偽物に注意せよ!

どこかで聞いた風なメッセージ何? アセンデッドマスター降臨? いやはや、口に含んでいたコーヒーをもうちょっとで噴き出すところでした。 有名な、かの存在とのチャネリング? おいおい、これは昔TVでよくやっていた似非イタコの口寄せではないか? プレスリーやモンローがご丁寧に日本語でしゃべるような次元と何も変わらない。 いや、それよりも質が悪い。 「愛」だとか「平和」だとか、畏れ多いお言葉。 「次元上昇」「アセンション」「パラレルシフト」「五次元」 どこかで聞いたような文脈に

用意はいいですか? 今から二元世界を壊します。【東洋的考え方・生き方③】

問題はいくら探しても外界にないこの世イコール二元世界ですから、問題はこの世と言い換えることも出来ます。 それが無くなれば、あなたにとっても、どなたにとっても、問題もテーマもなくなります。 この世が無くなる? 大丈夫です。 だってあなたも言ってたじゃないですか? この世は仮想現実ですね? それは、言葉の遊びじゃないですね? サムネのタイトルじゃないですよね? 仮想が外されれば、現実が見えてきます。 仮にそれを現実というのなら、ホントの現実が見えて来るでしょう。 それが

【はじめに】天使が出てこない皆さまへ

あちらの景色もこちらの景色もみごとに同じ。 みんなどこかで見聞きしたような、お馴染みの景色。 だからこそ安心感を覚えるし、親しみも覚える。 そう、そこに「共感」すら湧くことだろう。 怒ってみたり、泣いてみたり、笑ってみたり、急に神妙になったり、おどけてみたり、息まいたり・・・。 みんな自分の写し鏡であるから、違和感もないし、その中にいれば、まるでぬくぬくした布団の中のように居心地がいい。 みんな自分と同じ悩みを悩み、 自分と同じ病を病み、 自分と同じ喜びを喜び、 自分