マガジンのカバー画像

地上的な餘に地上的な

85
2022年11月から2024年5月まで、同タイトルでNoteに投稿した記事を集めました。スピリチュアルなテーマを扱っていますが、このところそれらに依存しない全く新しい地平線が拓け…
運営しているクリエイター

#人間

【カルマ】アセンションと利己主義と

「カルマ(karma=サンスクリット語कर्म)」という概念が、カバールの”嘘八百”の中でも成功した一例であることは意外に知られていません。もっともその工作は、数千年前のインドのこととのことですから、もはや誰もその真偽を確かめる術はありません。 もし、それを疑われるならば、大宗教の「開祖」がそれを語っているかを調べられることと、そもそも預言者や覚者(開祖・教祖)が「自らの宗教」を作ったか? を振り返られるといいです。 (そこに、大昔から存在したサドカイ人やパリサイ人やそれに類

含み笑い集【撰】

笑いにもいろいろあります。 ”ツボ”にはまった際の、断続的な、抱腹絶倒型のものはともかく、 それ以外にも・・・ 子供や動物など無邪気な存在を目にした際のほほ笑み。 初々しい少年少女のはにかみ笑い。 見事な大自然を目の前にした際の、自ずからはちきれるような清々しい笑い。 広隆寺の半跏思惟像や観音像のような悟りと安心をもたらす笑み。 何ごとか発明発見をした際に漏らす哲人や科学者の高踏的な笑い。 これらは「美しいもんだなぁ」なんて思います。 でも、「笑い」って大概は意識しての

瞑想か、はたまた迷走か? 意識について

あなたの正体は意識である君いま何考えてる? ──なんだい、だしぬけに・・。 てったって、そのー、いろいろだよ。(セブンに行って、ラザニア買って食おうかなとか、仕事でやり残してるアレどーすっかなーとか、ベランダで煙草やるには寒くなってきたなーとか、そろそろ床屋に行かなくっちゃなーとか、、) それって、自分で考えてる? ──そりゃ、自分で考えてるさ、自分のことだからね。 そうだよね。 ただ、それは正しくは「考える」ということとは違うね。 むしろ「反応してる」といったほ

【地球防衛軍指令】笑い飛ばせ! 心、モノにはびこる「もどき」の排除法

さて、 なんのさてだかわかりませんが、 前回の「ニンゲンガンモドキ」ネタ、 ショーワ世代の方のみお分かりになったかもしれません。 Ψ よく、いや、たまに「ひともどき~」なる単語を耳にされることがあるかもしれません。 それは、人外の生物。 多くは、下等で、非道で、およそ人としの規範を大きく逸脱したものを指すことが多いようです。 ただ、問題はそれ(そうした行為をとる生物)が、見分けがつかないほど人間に酷似している点です。 何でこんなことにこだわるかといいますと、 よく、(こ

中心。

次の絵で、中心はどれですか? 「は~い、髪の毛のまん中の方のはげてるところでーす」 そ、そう。 せ、正解! ま、禿げてるんではないんだよ、地肌が見えてるところだね。 人形みたいにただボーボーに生えてないんだね、人間の髪の毛は。 そこがミソだよ。 じゃこれはどうだ? 「えと、右側の方にある蛇の目みたいになってるとこでーす」 「見たことある! 犯人を当てるのに警察がやるやつ」 そうだね。指紋だね。 中心がずれてるけどね。 もっとずれて旋毛も指紋の中心もない人もいるよ。