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地上的な餘に地上的な

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2022年11月から2024年5月まで、同タイトルでNoteに投稿した記事を集めました。スピリチュアルなテーマを扱っていますが、このところそれらに依存しない全く新しい地平線が拓け…
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#現実

現実ってなんなんですか?

すみません、幼稚なことを言い出しまして。 僕は、みなさんよりも理解力が乏しいので、いまだにこんなことを考えています。 恥ずかしい限りですが、どうぞお付き合いください。 幼いころから言われてきました。 「もっと現実を直視しなさい」 「足元を見なさい」 仕事でも言われますね。 「うん、君、その案は構想としてはいいのだが今一つ現実的ではないね」 「そう、実際的ではない」 理解が及ばないものに対しては「現実離れしている」といいますね。 読書や漫画やゲームにのめり込んでいたり、

こいつはひょっとして夢の続きか?

と、だれもが一度は考えたことがあるだろう。 大概は、いや単なる思い違いだと、覚めたアタマで否定する。 現実から見ればそうだろうが、 しかし「夢」から見ればそうではない。 今朝、夢を見た。 明晰夢に近い。 ははあ、そういうことだったのか、と何かが大きく腑に落ちた。 しかし、(素面のアタマで思い出しても) いったい何がどう「そういうことだったのか」分からない。 ということは、論理で納得したんではなく、もっと直感というか 霊感というか・・・ しかし、ああ、そういうことで、そうなる

目覚めるってなんだろう?

Wよく「目覚める」という言葉を耳にします。 このところ、ますます頻繁にその言葉を耳にすることが多い気がします。 そう言う自分もご多分に漏れずその言葉をよく使うんですが、まあ、何らかの状態から目をさました感覚になっているから、そういう気分になってんだろう・・・そう思うし、そう思われていいと思います。 ただ確実に言えるのは、それはその人の個人的な真実なのだから、もう止めようがないものだということです(止める必要もないけど)。 さて、一概に「目覚め」とは言いますが、僕はそれ

【重要】知ってるよ、大丈夫だよ。

こんにちは、 化け物狩りが趣味のもにこ堂です。 こわいこわい病のもにこ堂です。 終末論者もにこ堂です。 じゃないんですよ。 彼(敵)を知り己を知らば百戦危うからず です。 敵を知らない(目くらましされてきたから)で、敵の作ったマトリクスに埋没しつつ人生の終焉を迎えてはならない! これに警鐘を乱打しているのです。 わたしだけではありません。 そう言う方も増えていることでしょう。 まんまと嵌ってはならない! これを言いたいのです。 と、同時に世の中の陰謀に目覚めた方々

縁なき衆生は度し難し?【中編】

長き眠りの夢覚めて私はどういうわけか西行のこの歌に、何かしら惹きつけられるものがあった。だから、よく親しい人への便りなどで引き合いに出してきた。 私の勝手な解釈では、 長い間、あまりにも長い間、自分は無明の長夜を過ごしてきた。いったいいつになったら(イベントにより)目を覚まし、仏の世界にアセンションできる日が来るのだろうか? である。 どうも彼はそう願っていたような気がしてならない。 「長い間」というのは、今生という短いスパンにとどまらず、前世も、さらにその前の生も

ホームズは生きていた

小説家や脚本家は、この現実世界の上に、新たな現実を創り出そうとする。早い話、嘘の世界、仮想現実の世界だ。 この嘘の世界はしかし、生き生きと生命の脈動を伴うことがある。 知ってのように、時折こちら側の現実の世界で一人歩きをするわけだ。 世界的に有名な、かのシャーロック・ホームズ氏などはその典型例だ。実際、小説上のその架空の人物は、あたかも実在するかのようにいくつものエピソードを残している。 架空の人物も実在の人物も一緒 例えば、「ライヘンバッハの滝事件(「最後の事件」)

意識を向けるとやたらにそればかり

例えばFIATのチンクエチェントが欲しいな、となる。当然メーカーのカタログなどでそのラインナップやスペックなどを調べる。 頭の中はチンクエチェントだらけ。 二三日後、気が付けばいたるところでそれと出くわす。 いつもよく通る往来で、GSで、スーパーの駐車場で・・・。 「おや? こんなにユーザーがいたっけ?」 それを、「こいつが、シュレデンガーの猫ってやつか?」「一種のシンクロニシティだ」「引き寄せの法則かしら」ととらえる人は少ない。 大方は、「いや、俺は不注意だな。こん