この夏は特別だ(乃木坂46)
ひなちまのブログタイトルが3回にわたって「ひと夏の長さより…」の歌詞からとってたように、そして真夏の全国ツアーを走りきったすべてのメンバーがそれぞれブログへ書き残しているように、乃木坂にとって、そしてワシらファンにとってこの夏は特別だったんだろう。
1,2期生が5名になり、そのなかでひなちまとまあやが卒業を発表して臨んだ今年のツアー。コロナ禍のためライブ開催が困難になったりもしたけれど、今年は聖地神宮で3年ぶりのライブ開催になったこと。そして何よりも1,2期生から次への世代交代をテーマに掲げ、それを3,4,5期生もしっかりと意識し受けとめたことが、見ているファンにそれがしっかりと伝わって、よけいに特別な夏を感じさせたんだと思います。
「乃木坂工事中」のツアー裏舞台の回で設楽統さんがかっきーと梅に「いまが青春ど真ん中なんだからな」と語りかけてたように、今年は様々なテーマを背負ったメンバー全員にとってこれまで以上に青春が詰まったツアーだったんでしょう。
ツアーの中では楽しい思い出だけではなく、悔いが残る失敗もあったろうし、怪我や病気などで休まざるを得ないメンバーもいたけれど、全員が一丸となって走りきったこの夏は特別でしかない。
乃木坂ファンはライブでのカワイイ、かっこいいメンバーの姿を見ることも当然楽しみだけれど、こういった感情の動きを経た個々の成長を感じ、それに共感して一緒に喜んだり悲しんだりするのを醍醐味だと思ってるんだろうな。
少なくともワシはそう思ってる。
そんな楽しい時間は永遠に続くと思ってしまうけれど、そうではないことは誰もが気づいている。
だからこそ大切な時間になるんだろう。
後から思えば、あんなに素晴らしい時間はなかった、もっとこうすればよかった、あれをやればよかったと思ってしまう。だからその時その時にできる限り一生懸命になるべきだ。
それが後日振り返ってみて失敗だったとしても、そのときに正しいと思うことをやるしかない。
未来は誰にもわからないけれど、今がその未来の入り口だし、ここでやらなければ何も前には進まない。
若いときには永遠と思える時間も実際には短いものだから、今の自分を無駄にするな。
そんな乃木坂2022年ツアーテーマ曲の「好きというのはロックだぜ!」にある歌詞は、今から七年前に桜井キャプテンが神宮球場で叫んだ言葉そのままだ。
それを実現するために、メンバー全員で走りきった夏だったのかな、とか考えたりしてね。
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