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最初は「けっ」って思ったけど(欅坂46、乃木坂46)

コムスメどもがそれっぽいけど薄っぺらいことを歌ったりして、それって秋元康の策略に乗せられただけだもんな、まあがんばれ、って思ったのは欅坂46の「サイレントマジョリティー」を初めて聞いたときと、乃木坂46の「制服のマネキン」を初めて聞いた時でした。

いまでは両方ともにアイドル史上に残る名曲だとは思うんだけど、歌詞についていえば「まあそういう気持ちもわかるけど、若いんだし」って今でも少し思ってしまう。キメ顔りりあんでお馴染みの「僕の衝動」もだし、曲は最強にカッコいいと思ってる「マシンガンレイン」もその系統ですね。
(逆に「ハウス」の歌詞に出てくるパパの気持ちはよく分かるし、なかなか帰ろうとしない彼氏の気持ちもよく分かる)

そんなふうに感じるのは、単にワシがおっさん(ってか、すでにジイサンの領域に踏み込んでる)だからで、当時の(あるいは今でも)同世代のワカモンがこれらを聞いたら心に響くものもあったんだろう。だから名曲としてずっと聞き続けられているわけですね。

まあそんなことを書いてみたのは、crahsのみなさんが「サイレントマジョリティー」の曲を評価されてる動画を見たからです。

彼らが言う通りこの曲はアイドル史で語り継がれる曲だし、MVもメンバーはまだまだ初々しいけれど、映像自体は久々見てもカッコいい。

そんなMVの、中でもラスト近くで坂の前で横一列に並ぶ姿がちょーかっこいい。

ちなみにMVからスクショしたトップ画像のシーンはその一列に並んだシーンで、それは渋谷のさくら通り(さくら坂とも呼ばれているらしい桜の名所)で撮られたそうですね。映像で分かる通りそのくねくねと曲がったけっして長くはない登りの坂道は、この曲でデビューした欅坂46の将来を暗示してるっぽいって思いついたのは、けっしてワシが初めてではないでしょう。
ぱっと目につく進入禁止の道路標識にも意味を見出しそうなワシがいます。

まあそんなわけでした。


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