「真相は耳の中」ってタイトルの意味はドラマを見ればわかるぜ(乃木坂46)
筒井のめんちゃんが出演するドラマ「真相は耳の中」を観てみました。ワシが住んでる地方ではテレビ東京系は映らないから、今回はTVerでみましたがアマプラでも配信されてるみたいですので、次からはアマプラでみよう。(TVerでは東京パソコンクラブを観てるけど、途中のCMがちょっとうざい)
んで、感想ですがドラマとしては30分1話完結で短くまとまってるし、前半のダメ刑事のコメディ編と後半の推理編とのバランスも(田舎に左遷されたダメ刑事が可愛い女の子の推理によって事件を解決するというパターンという、これと同じようなドラマを観たことはあるけれど。そのカワイイ女の子ってのは浜辺美波ちゃんだったはず)悪くなかったし、メイントリックにはヘンに機械式だのといった大掛かりなものを採用せずこじんまりとしたものだったけれどうまい具合に処理されてて、かつて探偵小説を読み漁ってたワシとしても「よいんじゃないですか」と思える内容でした。
ただしいわゆる「名探偵は事件現場に現れず、現場の状況を知る人物(多くは警察関係者)からから聞いた情報のみで事件を解決するという推理小説の1ジャンルのアームチェア・ディテクティブもの」であるこのドラマについて細かいことを言えば、相棒刑事が真相を解明してもらうためあやめちゃんのPodcastに投稿した内容が登場人物の持ち物のマークまで報告するなど細かすぎて、「そこまでみてたんかい?」っていう具合の現実離れしてたっぽい部分はあったけど、まあその点はスルーしときます。
そんなドラマで乃木坂46の4期生である筒井のめんちゃんがどんな演技を見せてくれるのかと思ってたら、これがほぼしゃべりだけでしたね。ダメ刑事なお父さん役の伊原剛志さんと朝食を食べるシーンで少しだけ芝居をしているけれど(それはそれでなかなかいいカンジだったけれど)、芝居らしい芝居はそれだけであとは座ってしゃべる(のと、多少部屋の中を歩き回る)シーンのみでした。まあめんちゃんの場合、「乃木のの」で安定のトークを聞かせてくれてたから実に安心して観てられるし聞けるしで、その様子はいつもの筒井あやめちゃんでとてもいいカンジでした。
そんなしゃべりだけにしたという制作側の判断についていえば、それはあえてあやめちゃんに演技をさせなかったということで、結果的にその判断は良かったなと思いました。
あやめちゃんは4期生プリンシパルのときに、あまりのプレッシャーで稽古中に何故か涙が溢れて止まらなかったと言ってたから、芝居はあまりやりたくなかったんじゃないかな。だからこういう感じの出演になったのかもしれないけれど、逆にそれが良い判断だったんだと勝手に想像しながら観てました。
ドラマではあやめちゃんの他、ダメ刑事のお父さんとその後輩、ちょっとクールな鑑識の女性の3名と、事件の登場人物ら(今回は4名)という少ない登場人物が演じる30分というコンパクトなもので、昨今の1時間モノの連続ドラマをみるにもちょっと疲れてしまうワシでも来週も続けてみようと楽しみな作品になりました。
まあ一番の楽しみな理由は毎週あやめちゃんが観られるってことなんですけどね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?