取り返しのつかないサンクコスト2021年5月21(金) stand.fm台本
stand.fm「とにーの読書日記」はこちら
台本なので私が分かる程度にしかまとまっておりません。
ぜひstand.fmにて聞いてみてください。
読書家・私立高校教員とにーがみなさんの1日が豊かになるように
世界中から集めた知識をもとに学ぶ楽しさを伝える番組でございます
chapter2
【1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書】
【人物紹介】
氏名:小田豊四郎
肩書:六花亭製薬代表取締役
以下、敬称略
【書籍内エピソード要約】
題名「百里への道の半分は、五十里ではなく九十九里」
小田は21~23の間寝る間も惜しんで働いた。そのとき小田を支えたのは札幌の千秋庵の主人の言葉であった。「ともかく一生懸命に働け」「どんなに高くてもいいから一番いい原料を使って、誰にも負けない一番を作れ」
三年間、母と2人で月の支払いに追われた。どちらかが弱音を吐くと「せっかくココまで頑張ってきたから」「次の〇〇まで頑張ろう」と声をかけながらなんとかやっていた。
ある日、原料屋が小田の顔を見るなり、お金が必要であることを見抜いて借金を返済できる全額を貸して、そのお金で返済するのではなく砂糖を買うように言われた。
その後すぐに砂糖が配給制になった。配給になったことでお菓子も配給になるため、もらっておかなければ損ということで皆、配給券を手に買いに来た
戦争のおかげというととんでもないけども、小田は本当に戦争のおかげで間一髪救われた。やっぱり最後まで諦めないで、本当に最後の力を振り絞ってこそ、人生の味のようなものがある。
百里への道の半分は50里ではなく99里。どん底の99里の下積みが会ったからこそ実にタイミングよく恩人というべき人が現れ奇跡がおきた。
【考察】
1. 「サンクコスト」と「習慣」と「累乗の恐ろしさ」
( オーディブル https://www.amazon.co.jp/b/ref=adbl_JP_as_0068?ie=UTF8&node=5816607051&tag=tony05120e-22 )
・本エピソードで事業にかなりのお金をかけてしまい、かなりの借金を負っているにも関わらず、もう少しやれば報われるかも
・この考え方何かと似てない?
・そう、パチンコと言ったギャンブルにハマる人の言葉
・この考え方「何かに費用・労力をかけてしまったらその分を取り返さなければいけない」は無駄遣いをしてしまう人が持っているもの
・無理なものは無理なときも知ることが必要
・サンクコストの罠にハマる人はお金の計算をうまくできていない人が多い
・今までに使った費用はなんとなく把握(なんとなくの時点ですでにヤバイ)
・例えば少しお金が入ってきたときに今まで使った分が少し減ったことになるだけにも関わらず、普通の収入と勘違いして使ってしまいがち
・これは、ギャンブルなどで常にお金がないため、お金が入ってくると使わなければいけない、自分はお金を持っているべき人間ではないと心理が働いてしまう
・これは本当に恐ろしい
・習慣のこわいとろころ
・基本、習慣化はいいものだが、悪い結果をもたらすものを習慣にしてしまうと恐ろしいことになる
・はすと池の観察の例え話を知っている?
・累乗の凄さを表すのによく使われる例え話
・蓮は1日で2倍に成長、10日で池の半分を覆う。池を覆うのはいつ?
・観察者は余裕だとおもって旅行にでかけたら池が蓮だらけにというオチつき
・習慣は積み重ねだがこれは足し算ではなんく塁上の考え方
・今までの経験のそれぞれにどんどん新しい経験が選択肢を増やしていくイメージ
・累乗の恐ろしさを知ることで習慣を馬鹿にできない
chapter3
【雑談】