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龍終ジョラゴン構築論

目次
0.そもそもの話

1.カード解説

2.デッキの動き

3.候補カード

4.終わりに

5.戦績




0.そもそもの話

……あれは今年(2018年)2月のコロコロ発売日のことだった。
次年度のジョー君の切り札公開、その名はジョット・ガン・ジョラゴン。
おお、かっこいいじゃねぇか。
仲間の力を使って戦うのはジョーらしいな。
そんなことを思った矢先のこと。
「……ん?こいつ種族に【マスター・ドラゴン】とか書いてあるな」
刹那、私の脳内でカードリストが開かれていく。
検索完了。
「……こいつ、龍終撃てるのか……」
そして私は、後に【龍終ジョラゴン】と呼ぶデッキの開発に取り掛かっていった。
龍終もジョラゴンも無色のカード。
つまりニヤリーゲットで回収できる。
これは行けるな。
その後公開されるガヨウ神とアイアン・マンハッタン。
龍終とマンハッタンのシナジーは、実質エクストラターンと呼べるものだ。
こいつは素晴らしい……。
そこからデッキの開発は始まった。



1.カード解説

……概ね史実に沿った茶番はさておき、カード解説をしよう。
デッキリストはヘッダ画像を参照してほしい。
その順番に解説していく。

[タイク・タイソンズ]×4
このデッキの潤滑油。就活生大好き潤滑油。
場を離れたらマナ加速できる、Jチェンジ4持ちの強いやつ。
こいつのおかげでデスザークのドゥシーザに対して強く出られるといっても過言ではない……かもしれない。
場に出せば最低限仕事する点を評価して、最大枚数。

[メイプル超もみ人]×4
ジョーカーズ版青銅の鎧。
ジョラゴンビッグ1でもマナ増やせることからオリオティス・ジャッジを躱すこともできる。環境にいるかはわかんないけど。
最低限初動になれるため最大枚数積み込み。

[ポクチンちん]×4
下ネタ枠。デスザーク絶対倒すマン。ついでに墓地ソース。
踏み倒しメタにもなるため、できるだけ序盤に勃てたい。
ジョラゴンループの基盤にもなり、それ以外でも後半まで仕事するため最大枚数。

[ガヨウ神]×4
なんで4枚引けるのこいつ。でもこいつがいなけりゃジョーカーズが軒並み弱体化する、縁の下どころじゃない力持ち。
パーツ回収にデッキを掘る♂ために必要なので、最大枚数。

[ソーナンデス]×2
ジョーカーズ期待の新星。
主役のジョラゴンやスロットン、ドンジャングルにチェンジ可能で、ジョラゴンビッグ1の始動役になれる、つよつよカード。
ただ、後述のダダダッシュとの兼ね合いのため2枚。

[ジョット・ガン・ジョラゴン]×4
不動の主役。お前がナンバーワンだ。
攻撃時ワンドローワンディスで捨てたジョーカーズのcipを使えるすごく強いやつ。
なんでループしてんだよ馬鹿野郎。お前はそんな奴じゃないだろ。
引かなきゃ始まらず、最悪ループするため最大枚数搭載。

[ドンジャングルS7]×2
ジョーカーズの新切り札。P7000以下なら何でもマナから出せる、攻撃時に自分への攻撃を強制する。なんだこのチートは。
攻守共に強く、除去からビッグ1まで何でもござれ、緊急時の防御札になれるため2枚。

[キング・ザ・スロットン7/7777777]×4
博打(ほぼ確定)の展開役かつ、相手依存の全体除去。
デッキ内容的に実は(も何も普通に)相性は悪いが、入れない理由がない、ジョーカーズのほぼ確定枠。
龍終を捲ったときはあきらめてください。
それよかもう7777777として運用してもいいかも。
手打ちできるSトリガー枠としても十分強いので最大枚数。

[天ニ煌メク龍終ノ裁キ]×2
唯一ジョーカーズじゃない、裁きの紋章。
ジョラゴン以外に喧嘩を売りつつデッキに居座る凄い奴。
一番スロットンの邪魔をする、喧嘩売り。
相手のフリーズと【マスター・ドラゴン】のアンタップを同時に行う、攻守ともに活躍できる1枚。
デッキバランスを加味して2枚。

[バイナラドア]×2
ジョーカーズ最強の確定除去Sトリガー。
条件付きではあるものの、回収しづらいデッキボトムに送れる点は優秀。
なんで自分がワンドローなのしかも無条件。
後述のニルバーナーと色の兼ね合いで2枚。

[ダダダッシュX]×1
おしゃれ枠。と思いきや意外と仕事する縁の下の力持ち枠。
cipでターン中の相手のコスト4以下の呪文を規制するJチェンジ8持ち。
ジョラゴンで捨てるだけでも強いし、ジョラゴンになれる。
しかし枠がないので1枚。

[ニルバーナー]×4
SSトリガー枠。疑似確定除去と全体除去を兼ねる強い奴。
デッキによっては回収しづらいマナに送れる点は評価点。
またパワーも4000と何気に高く、殴り返しを行える、優秀。
バイナラとの枠争いの末、最大枚数。

[アイアン・マンハッタン]×3
ジョラゴン・ジョーカーズの裏の切り札。
なぜかワンショット性能が高く、自身で完結してるはずなのにジョラゴンを経由することでバケモノ染みた性能になる。
龍終と組み合わせると行動規制と召喚規制を同時にかけられるなんか凄い奴。
ドンジャングルの枠捻出のため、本当は最大枚数積みたいが3枚。

以上。
実際の動きは続きからどうぞ。



2.デッキの動き

基本の動きは
2t : タイソンズ召喚
3t : ポクチンorもみ人の片方を召喚、タイソンズ攻撃時もう片方にチェンジ
4t : 6マナあるのでもみ人を戻してジョラゴン着地
      攻撃時龍終宣言、ビッグワン発動でマンハッタンをディス
      ジョラゴンが起きているのでダイレクトアタック
最短4tで決着が可能で、パーツがなければガヨウ神で持ってきて次のターンに持ち越してもいい。
ただし、2018年12月初旬現在の環境ではそんな悠長なことは言えないので、できる限り早めに決めたいところ。
轟轟轟に轟轟轟引かれるとかしたときはあきらめて、どうぞ。
基本的には龍終なしのジョラゴンと動きは変わりません。
以下はCSで活躍する主なデッキの各対面の動き

【轟轟轟ブランド】
赤白、赤単問わず、トリガーでのカウンターを狙う。
トリガー10枚、内6枚を生き物で固めているため、ミクセルとかいう害悪さえなければジョラゴンを早期に立てることも十分可能。
サグラダから殴られたときは全力でバイナラをお祈りしよう。
それかSSTニルバーナー
前述のとおり、轟轟轟で轟轟轟引かれるとかしなければ十分勝ち目はある。

【デスザーク】
脳死でポクチン連打しよう。
リソースを枯らせて朱雀の着地前にジョラゴン立ててマンハッタンを捨てること。
どうしても立ってしまった場合は、素直に負けを認めよう。
ただし龍終を手打ちすることも手であることは念頭に置いておく。

【サッヴァーク】(白単、白ゼロ問わず)
過剰打点を立ててぶんなぐってください。
それ以外突破手段はありません。
サッヴァークの除去耐性は並大抵のものじゃないので……
こういう時に龍終を邪魔だと感じるはずです。
それでも立ちふさがるブロッカーに対してはお仕事をするはず。

【赤青(白)剣】
満面の笑みで迎え撃とう。
踏み倒すことはそうそうないので、カマスはおそらくあまり出してこないと考えられる。出てきてもアンタッチャブルのアタッカーとして。
メメント守神宮を張られても焦らないこと。
むしろ龍終による全フリーズが一番仕事する瞬間である。
後はドドスコが怖いが、これはジョラゴン龍終後、マンハッタンを捨てる前にダダダッシュを捨てることでケアすれば問題なし。
失敗してもロックがかかれば盾さえ残っていれば立て直しは可能なのであきらめないこと。

【チェンジザミラダンテ】
チェンジザ着地までに決めたいがそうはいかないことが多い。
チェンジザ着地後は、ジョラゴンの有無問わず龍終を撃つこと。
そうすることで確実に1tもらうことができる。
そこからジョラゴン連打、スロットンによる展開で攻めていくこと。
ミクセルがいなければループを視野に入れる。
メメントのケアは赤青白剣と同じ。

【チェンジザ覇道】
基本はチェンジザミラダンテと同じ。
どうしても覇道が超えられないと感じるときはニルバーナーの枠をバイナラに変えてもいいかもしれない。
また除去札はコスト4以下に固まっているため、ダダダッシュを使ってから攻めることをお勧めする。

【ジョーカーズミラー】(色問わず)
どうしてもジョラゴンが先に走った方が勝ちにつながりやすい。
そのためロックを決めつつワンショットを決めに行くことが大事。
トリガーに阻まれた場合は速やかに次のターンの機会を待つこと。
基本相手は龍終を積まないので、オッケーBros.やジョバートを捨てない限りはワンショットは不可能のため、それ以外の考慮はほぼ不要。
ロックをかけつつジョラゴンを除去された場合は、ジョラゴンまたはマンハッタン、龍終を使って返すこと。

こんなところだろうか。



3.候補カード

デッキ構築にあたって、いくつか除外したカードがあるため、それらを紹介する。

[ジョジョジョ・ジョーカーズ][ヤッタレマン][パーリ騎士]
始めようジョーカーズセット。
結果的にマナブーストとJチェンジを主体とした形になったため、不採用となった。

[天体かんそ君]
メイプル超もみ人の存在があり、確実に3t目に動いた方がいいと考えたことと、枠の都合により不採用。

[ノリのりん]
どう考えても龍終よりも使い勝手はよい。
そんなことをすれば企画倒れのため、龍終を優先し、不採用。

[ワイルド・シールド・クライマックス]
おまえ名前クソなげぇよ。
……それはさておき、ジョラゴンに破壊耐性を持たせられるのは強いが、それ以外の除去手段も豊富にあるため、枠を割く必要はないと考え不採用。

[燃えるデッドソード]
ループ御用達。
デッキのコンセプトがループではないため不採用。
枠があるなら入れてもいいかもしれない。

[ジョット・ガン・ジョラゴンjoe][ザンジェットW7]
共にカード除去。
最終候補まではあったが、枠の都合で採用見送り。
環境を見据えて入れ替えを行う予定。

[ジョジョジョ・マキシマム]
ジョラゴンと相性が悪いとよく言われるが、マナがたまる都合実は割と簡単にG0で唱えることが可能。
ただ唱えるタイミングがシビアなことと、ダダダッシュの存在があり、そこまで大きな存在ではなくなったため不採用。
またオラマッハの情報解禁により、枠がなくなりかけている。

他にもあるけど、最終候補まで残ったのはこれくらい。
ジョーカーズ、面白いカード多いよね。



4.終わりに

龍終ジョラゴンはお勧めしないよ!
のっけから何言ってんだって話だが、もちろん真面目に環境考察しながらデッキ構築している。
けどやっぱ普通のジョーカーズの方が安定して強いんだよ……
お勧めはしない。けど実際回すと結構強い。
クロック2枚持って帰ってきてるし、実際強いんだと思う。
運も絡むと思うけど、うん。
だからこそ、安定した動きをするデッキを回したいって人以外は回すのはお勧めしないって、そういう意味。
変なデッキ作ってみたいって人や、龍終ジョラゴン作ってるって人の参考になったらッて思うけどね。
それでは、今回はこの辺で。

お前の心に、ダイレクトアタック!
またね!



5.戦績

2018/11/11 第25回日本橋CS    ベスト16
2018/11/18 第五回心斎橋cs     ベスト4 
2018/11/25 第六回心斎橋cs     ベスト32
2018/12/01 第9回 地下ラボCS ベスト4

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