自分評価で生きるために0点からリスタートする
たぶん、私も含めて、だいたいの人って減点思考。
テストで90点を取ったら、「あと10点足りない、あと10点あったら100点だったのに」と思う。足りないところに目がいく。
偏差値教育とか、営業成績とか、給料とか、そういうところに目がいくからなのか。
先輩からも自分からも、自分にたいして減点思考をすることがある。でも、「あるところに目を向ける。加点思考に目を向ける」というのを気にかけている。
私は、明日死ぬと思った体験はしたことない。でも、今死ぬと思った体験はしたことがある。
だからこそ、自分を0点としてスタートさせたい。一回死んでるって考えたら、リスタートだ。だから、生きてるだけで1点なんだと強く思う。
あなたにももう1点もある。あとここに+1ずつ足し算していくだけ。たまには×でかけ算もしてね。
足していくのは、自分の評価でいい。周りにとって当たり前でも、自分にとって当たり前じゃないこともある。
私なら、きちんと乗り換えできただけで、+1点。デンマークや海外で、言語もわからず、インターネットもないなか乗り換えできたときは、「よっしゃ」ってガッツポーズだっし、昨年のうつだった頃は、乗り換えなんてまともにできなかった。
それから、昔は「老いるのが怖い」と言っていた。できなくなることが増えるからだ。できることが増える子ども時代や成人時代を終え、老人時代に突入したら、できないことが増えるから。
今も老いることは少しは怖い。乗り換えできなくなることも、またあるかもしれないし。でも、私は0点から始まってるし、生きてるだけで1点だと思うと、昔ほど怖くはない。最近は年上に見られることが多くなったから、実年齢になったとき、どないなってんねん!っていう楽しみもある。
さぁ、今日も1点ずつ足していこう。ばたつく年末に、自分への感謝を。
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![鳥井美沙](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/113009157/profile_78d101290a4012e8ceecf5db79bd181f.jpg?width=600&crop=1:1,smart)