Keep moving
Don’t settle. Keep moving.
スティーブ・ジョブズがスピーチで述べた言葉だ。
金曜の夜、私は東京の街を自転車で移動していた。道を走る車のほとんどは、華金の飲み会帰りのタクシーだった。私は、そっち側の人間ではないなと直感的に思った。
東京は、私の居場所ではないのはカラダで感じる。高校生のときにそう感じ、地方の大学にいき、デンマークに留学した。就職し東京へ戻ってきた。1年半が過ぎた。ビジネスをするには東京はいい場所だけれど、自分らしさを保つのは大分やデンマークよりも大変な気がする。
「文章で食べていきたい」
尊敬してやまない四角大輔さんのコミュニティLife Design Campのミートアップで、彼に質問したとき、とっさに出てきたのはその言葉だった。
意図していなかったけれども、口からぱっと出てきた言葉だった。多分、これを「心の声」と言うのだろう。東京ではかき消されてしまいがちだ。
私のホームプレイスは、今のところ、フェロー諸島かデンマーク本土(というより留学していた学校 Krogerup Folk High School)だ。
着陸する飛行機の窓から見えたフェロー諸島の大自然や、学校の前に広がる芝生の美しさは鮮明に覚えている。
山や緑や自然に囲まれながら、野菜を育てたり、学校で働いたりしながら、執筆をして生きていきたい。文章で食べていきたい。
社会・農村・コミュニティ・教育・心の豊かさ・デンマーク・フェロー諸島・フォルケホイスコーレ・成人発達・子育て…辺りが、今の自分のキーワードだ。
昨年の12月、「書く人になろう」と決めた瞬間があった。
有り難いことに、このあとから、こうやって趣味で書いていたライティングや執筆が、小さくお仕事になってきた。始められたのはいいけれど、自分のなかで進むべき方向が定まっていなかった。
でも、昨日四角さんに相談して、なんとなく光が見えた気がする。
3年後の2022年、私はフェロー諸島で暮らしたい。まずは、今日から1年間2020年6月15日まで、やることを書いていく。
1 自分のキーワードとなるジャンルの執筆を積極的にやっていく。
社会・農村・コミュニティ・教育・心の豊かさ・デンマーク・フェロー諸島・フォルケホイスコーレ・成人発達・子育てとか。
2 教育とデンマークについてひたすら本を読む。
片っ端から本を読んでいこうと思う。部屋のなかを
3 語学を学ぶ
衰えた英語力を鍛えなおす。デンマーク人もフェローの人も英語でコミュニケーション困らなかったけれど、現地の文化を知るためには、現地語が不可欠だ。
4 エコに暮らす
マイカップ、マイ箸、マイカップを持つ。くり返し使えるものを使う。なるべくプラスチックを使わない。
デンマーク滞在中、ベジタリアンをしていたけれど、それは社会への意思表示だった。家畜を育てるのには野菜を育てる以上のコストがかかっているのに、スーパーでは野菜より安く売っているー。学校の違うコースの人たちが、肉の消費を減らす運動で私はその事実を知った。「何かがおかしい」。そう思っていた。
スーパーで袋を断ること、スタバでマイタンブラーを持ち込むこと、マイ箸を持つこと。それは、東京でもできる身近でできる立派な意思表示だ。
昨日の夜のミートアップの帰りから、日常の解像度が違う。やってやろう。やるしかない。
今日から、どこがフェローに行ったとき役立つか、考えながら仕事する。今はお金をもらいながらスキルを身につけているのだ。絶賛修行中。
デンマークでお世話になったフォルケホイスコーレ関連の人や、教育関連のつながりの人に連絡を取ってみよう。
私はやっぱり、モバイルボヘミアンになりたい。
夏は、きっと里山に行きます。