読売日本交響楽団ニューイヤーコンサート
日時:2024年1月27日(土) ライフポートとよはし
会場:15:00
開演:15:30
終演:17:20
・演奏:読売日本交響楽団
・指揮:藤岡幸夫
・ピアノ:亀井聖矢*
【曲目】
・歌劇「後宮からの誘惑」序曲(W.A.モーツァルト)
・ピアノ協奏曲第3番(S.プロコフィエフ)*
第1楽章「Andante - Allegro」
第2楽章「Tema con variazioni : Andantino」
第3楽章「Allegro, ma non troppo」
~ソリスト・アンコール~
・ラ・カンパネラ(F.リスト)
—休憩15分—
・交響曲第2番(J.シベリウス)
第1楽章「Allegretto」
第2楽章「Tempo Andante, Ma Rubato」
第3楽章「Vivacissimo」
第4楽章「Finale. Allegro Moderato」
毎年1月~2月に、競輪の補助事業として、プロのオーケストラを招き開催されているライフポートとよはし。(昨年は東京フィルハーモニー交響楽団でした)
今年も足を運びましたが、満員御礼でした。モーツァルトの序曲で華やかに幕開け。古典音楽の作品は打楽器をあまり登場しないと感じていましたが、本作品を拝聴して印象が変わりました。
本公演の白眉は、ピアニストの亀井聖矢さんが演奏されたプロコフィエフの協奏曲。1楽章からフルスロットルの超熱演で、1楽章終了後に拍手が出ました。2楽章の変奏も素晴らしく、3楽章は大団円で終わりスタンディングオベーション!演奏終了後、興奮が止まりませんでした。
アンコールはリストのラ・カンパネラ。繊細で力強さを兼ね備えた演奏で、こちらもスタンディングオベーション。生演奏を鑑賞出来て幸せでした。
メインは、シベリウスの交響曲第2番。多少粗さは目立ちましたが、指揮者の藤岡幸夫さんの師である渡邉暁雄さんの魂を引き継がれていると感じた演奏でした。本作品の核となるのは2楽章であると考えておりますが、まだまだ勉強不足です・・精進致します。
毎年、県外のプロオケを招いて下さるのは有難い限りです。来年は関西圏のプロオケが演奏されるのかなと予測しておりますが、さてどうなるのか。今から楽しみです。