FTインプレッション-19【スタジオコンポジットカスタムハンドル】
もくじ、っていうか過去ログ
https://note.mu/tonuma/n/n30e1d1920c69
どうも、こんにちわ、ぼくのつりぐ紹介です。今回はスタジオコンポジットのRC-SC EX92カスタムハンドルです。装着に少々手こずりました。でも早速いきます。
新たに楽しい道具を配備すると、よりよくしたくなるのが人情だと思っております。例えば革靴を買ったらシューキーパーは絶対に買います。多少高くても買います。
多少高い典型例。典型的な地獄。
リールも同様かと思っています。新たに配備検討する場合は、予算組みはハンドル込みで実施しております。ただ、リールの場合、シューキーパーとは違い、釣果にほぼ直結する道具でありながら、見た目が悪いとやってらんないんですよねぇ、悲しいけれど。
しかも、ハンドル込みとなると配備できるバリエーションが限られてきてます。リールにしろ、ロッドにしろ、デザイン含めて全て好みである、といったものにはこれまであまり巡り合っておらず、そこに追い討ちをかけるようにカスタムパーツとのセットで考えるとですね、新たに配備することすらままならないのですよ。それは言い過ぎか。
そんな中、止むに止まれず配備してしまったmorethan PETWですが、まぁ使いにくい、ってことはないのですが、ちょっとハンドル変えてみたくなりました。
このハンドル変えたくなる病、周りを見ると結構罹患している人が多いようです。私の原点はこちら。
学生時代にバルサ50オリジナルホワイトコーチドッグと交換というか、強制的に交換させられたショートハンドル。結構好き。それ以降ハンドル「交換」が好きになるとはなんらかのトラウマを感じます。
これ以降、といっても20年くらいabuの4500と5500しか持ってなかったのでそんなこともないのかもですが、ハンドルは純正じゃなくてサードパーティーのものを使いたい病です。そしてこの度、晴れてmorethanのハンドル交換です。やったね!
そんでこちら。ノブがデカすぎな気が。。。これに似たコンセプトの商品をエクスセンスLBで使ってます。2Kのやつ。カーボン、かっこいい。ここで気づいたのですが、カーボンって「Carbon」なので Cですね。まぁ気にせず、そして、スピニングのショートハンドルは使い物にならない気がしつつ使い続けています。なぜなら見た目がかっこいいから。
いい歳して「チタン」「ボロン」といった新素材にロマンを感じる毎日を過ごし、身近な素材であるカーボンは大好きで、硬質な身の回りの道具は全部カーボンでもいいと思っているくらいカーボンが好きなので、カーボン使ってたらとりあえず満足します。morethanはロゴ部分がカーボンぽいのでそれだけでOKです。
この辺ね。でも塗装は激ヨワ。
そして早速取り付けていきます。
はずします。スプールはすでに外れています。
で、とりあえず外してとりあえずつけてみたのですが、中段、右から三番目の頭が六角のネジがうまくはまりません。本体側のネジ部分がミソというか、オスでもありメスでもある、両性具有なやっかいなやつ。純正ネジで何度やってもダメ。そして付属部品に気がつきました。。。
はよいえや。が、しかし、本体側のネジがオスで、付属品はメスなら完了なのですが、本体側のネジはメスでもありオスでもあり、付属品とはレズビアンな関係。本体側のネジ、オスとしては長さが足りず、メスとしても深さがたりない、あんまり応用が聞かないというか、グローバルでは活躍できないタイプ。
しゃーなしなので、メーカーに電話してみたところ、「つくはず」と。でも「追加で部品あった方がいいかも。。」とどっちつかずな返答。そんなこというなら最初から一緒にしておいて欲しいですよね。部品。で、必要な部品。
オスのCボルト。2019モデルのmorethanにはあった方がよさげ。
左が純正、右がCボルト。頭が高い。この1.5mmくらいの差が重要。純正部品ではなく、こちらで本体に固定します。
思うに、例えその部品が全体の数パーセントだとしても、決定的な役割を果たすものってあるわけじゃないですか。例えば少し前の車ならキーを差し込む鍵穴とか。鍵穴ないとエンジンかかんないっす。機械ってこういう部品そこそこあるので面白い。もちろん人間にもきっとあって、特に人間関係なんかだと、それがなかったばかりにいい関係になれなかったOパーツ的な何かがたくさんある気がします。あの日、雨が降っていたからあの人と知り合えた、とか。
ま、いーや。引き続き取り付けます。
ほんのちょっとずれてますが、このくらいなら俗に言う「気合」でなんとかします。
はい、なんとかなりました。結構苦労したぜ、今回は。
ダイワのベイトリールはこれが初でして、いや、嘘、アルファスがあった。他はシマノ。シマノの場合というか、大抵がカルカッタだったので、合うハンドルはLivre一択。
201。シンプルな構造です。
最初に取り付けた時、一番右のワッシャーを入れておらず逆回転してしまい、釣行に持っていったものの使えなかったのはヒミツ。
このくらいシンプルだと何も考えないポン付けで行けるので気楽でいいですよね。
翻って今回のmorethanのハンドル、ノブがラバーコーティングされていてしばらくはねっとりした使い心地になりそう。ただ、劣化というか分解してきそうなので、その際は再度コーティングするか、ノブを替えるかの決断を迫られるのでしょうね。そこまで使っていたら、の話しですが。。。
結論、見た目はそこそこいいけど、長い付き合いとなるとやっぱりちゃんとした金属の方がよさげで、やっぱりカルコンなのかな、と思っております、わたし。