釣行記149【小さな夢】
どうもー。
私事で恐縮ですが、2月に痛風の発作が起きました。2/22です。にゃんにゃんにゃんの日。それ以来、一切、酒は飲んでおりませんでした。
この前何となく飲んでみました。以前ほど飲みたくはなりませんが、たまには飲もうかなと思います。
そうなるとあれです、会合なんかも「どうせ飲まないからなぁ。。」とこれまでは避けてましたが、これからはいけそうです。そして時期は年末。そんなわけで忘年会です。
つっても釣りですけどね。
準備編
とくにありません。
スパイファイブ350gとOVO220gを使うチャンスはあるのか?
実釣編
川の流れのように
始めます。初のポイントを撃ってみますが、アンカー無しでやったみたら緩い川のようです。水深300mで風任せのどてら流しは難しいですね。
ですんで早々に諦めて実績ポイント向かいます。あんだけ実績ありゃ楽勝だろう、わたしもミスターロレンスもそう思ってました。
が、釣れねっす。エサではちょいと釣れたみたいですが、ジグだときっつい。波高と風と潮が最悪のコンビネーションなんですよね。
どのくらい最悪かと言うと、酔っ払った忘年会の帰り道、躓いてうつ伏せになるくらい大コケしてしまい、その衝撃で大小便を漏らして、気づけば目の前に犬猫のうんこがありその匂いにつられて吐いた、的な、終わらない泣きっ面に蜂、数珠繋ぎ連鎖な負のコンボです。やりにくいったらありゃしない。
運任せ
ここで思うのです。以前出来なかったこと、例えば将棋で勝てなかった相手を打ち負かすことが出来たり、自分的にはこいつの方が格下と思っていても世間的には格上な相手に己の力量を認めさせることが出来たりした時「えへっ」って感じで少し嬉しいじゃないですか?
一方、以前は楽勝だったことが出来ないとつらい。そもそも以前はなんで上手く出来たのか?ちょっと考えてみようか。
運が良かった、それもあるでしょう。
たまたまだった、大方そうでしょう。
まぐれだった、調子に乗らんのがいいでしょう。
まあ大概そんなもんです。その道の成功者にその秘訣を聞けば大抵答えは二つ。一つは運が良かった。もう一つはタイミングがよかった。そういうもんです。まぁそれはトリガーであって、みなさんとんでもない努力をしているもんですけどね。。。
それはそれとして、出来ないとキツイし、誰かに「なに?凪じゃないとムリなの?それはそれは。。。(おめーが下手なだけなんだよ、クズがっ!!)ww」と笑われそうですので、なんとかしようとジグを重くしてみます。
なんつーんですかね、簡単すぎるのもつまんねーし、釣れなすぎるとやってらんねーし、無い物ねだりなおじさんとしてはこんくらいが丁度いいのかもですね。と思ってるとヒット。結構引きますので多分サメ。が、これは恒例のおまつりからのフックアウト。やんなっちゃうね。
やっと魚影にあたったのですかね。上向きな気がしますがどうでしょうね。
運も実力のうち、ていうか運が全て
釣れます。が、何かが合わない。合っていない気がします。それは流し方なのか、波風の影響なのか。普段乗っているボートと違うので流れ方が違うのが一番の要因でしょうかね。ちょっと難しい。
こういう時はあれです。シンプルにやるのが一番。外部環境の影響を受けにくいメソッドです。
こいつですね。こいつでコツコツ、ノージャークで作業的に上げ下げを繰り返すのがベター。フォールで食わせる、令和三年最後かつ最大のプロジェクトを敢行します。
ほら釣れた。
そして太閤を使うといつも感じる釣らせてもらっている感、オートマチックに釣れる感を感じて、ちょいとマニュアルでやってみっかいね、と思いましてジグ変です。
本来、釣果を伸ばすにはこっから同じことをやり続けるのがベストなんですよね。ぽいぽいジグを変えるのは、手のひらの中に存在し始めつつある仄かな「再現性」掻き消す原因だと思いますので、たくさん釣りたい人は同じジグを使い続けるのがいいと思いますよ。
でも釣ります。ジャーク後のコンマ数秒くらい、フォールが始まる刹那の魚が一番好きなタイミングで、すーっと引っ張られるような、300gもあるジグがふわっと浮き上がるような違和感が出たのであわせてやりましたよ。でも350mもラインが出てるのでバッシバシあわせてやりましたよ。そしたら釣れた。
通常、こういうのって連発するんですが、今回はどうしたことか単発。仕方ないので次の流れに乗れるまで再び太閤のお世話になろうとして投下したらまさかの根掛かり。。。全員、仕掛けが上がっていたので船を動かしてもらい逆方向から引いて剥がす作戦をとります。で、取れた!!と思ったら100m付近で高切れしているという。。。
もーね、むかつきません?根掛かり。自分が悪いとはいえむかつきません?むかつく、とは少し違うのかな。「仕方ねーな」とは思うものの、もやもやと鬱屈した気分は晴れないんですよね。
この気持ちを少しでも紛らわすために、船の上から手配するんですよ、こうした場合。今回、新しい試みとして、250gも追加手配。いいのかな。。これでいいんだろうな。これしかないんだろうな。
夢について語るときに我々の語ること
悄然としてても時間は太古から不可逆的に進むものです。ですんで再開しますと再びヒット。なんだろう。結構ひくな。
ちいさなユメカサゴでした。
夢。この言葉は大抵はポジティブに捉えられるかと思います。でもね、長く、淡く儚い、結果的に幻であったり、見るべきではなかった見ないほうがよかった、そんな夢もあるんじゃないですか?アカムツ釣りたい、とかね。
これまでも何度か夢の終わりが訪ねてきたことがありました。ドアをノックする音が聞こえたり、寝返りを打ったら隣に夢の終わりが添い寝していることに気づいたりもありました。が、しかし、これは。。なんともはや、終わってますね。まぁまぁ悪夢じゃないですか、こんなの。とはいえ釣れてくれてありがとう、なんですけどね。
改めて今年の釣りを振り返りますと、71日釣りしてまして、船には57回乗って、549匹釣ってるみたいです。こんだけになると誤差もあるかと思いますけどね。
最大は1月のキハダ、160cmくらいで63kg(しっぽなし)、最小は6月のバラタナゴとなっており、最近は魚の大小には興味がなくなってきているんですよね。
なので、小さな夢に関しては、キンメダイやらそういうのを期待していたのにユメだったのでがっかりしてるだけであって、釣れれば感謝!!って感じ。なのでまぁいいでしょう。
この後、浅場に行きますが、浅場つっても220mとかですが、アタリなく終了、でございました。あ、うそ。なんかあったよ。
お疲れ様でした。ユメで今年は終わりです。
まとめ
・本年もお疲れ様でした。
・本日の長谷川釣り具
・新たに発見した課題としては、浅場の潮止まりや緩潮時の対策。VIBとかショートのびたびた系がいいのかな。試してみないと
・サバはよく見たらゴマサバで、マサバほどは美味しくないオチもありました。本当にお疲れ様です
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