FTインプレッション-3 【DAIWA TGベイトグリーンゴールド】
FTもくじ
https://note.mu/tonuma/n/n30e1d1920c69
TGベイト通信
https://note.mu/tonuma/n/na616f2818f0d
どうも、こんにちわ、ぼくの釣り具紹介です。今回はメタルジグ界のキングオブキングス、メタルジグのアレクサンダー大王なTGベイトグリーンゴールドについて、です。
はじめに
FT(Fishing Tackle=つりどうぐ)のインプレッション、といいつつ、たいした評価もせずに基本は思い出話ばかりなのですが、3回目にして狂気の絶頂に辿りつきました。
ジギング(メタル・ジグを使った釣り)はまだまだビギナーなぼくですが、これほど万遍なく様々な魚種が釣れるルアーがあるということを知ることが出来たこと、かつこんな変態なルアーに出会えたことは、ぼくの人生に訪れてくれた僥倖の一つにあげてもいい気がしています。
「迷ったら『これ』を落とせ」「とりあえず『これ』を使ってみろ」、海のボートフィッシングのセオリーといってもいいんじゃないか?という『これ』、すなわちTGベイトですが、魚も釣れるしそれ以上に人も釣れる、名作中の名作かと思います。ぼくの中で比肩できるルアーとしては、メガバスのX80、POPX、CBONEのオズマ、ヘドンのクレイジークロウラー、あたり。
以前も書いたかもなのですが、ぼくの中の名作の定義の一つに、評価されすぎてサイズ、色などなど様々なバリエーションが出てきてしまうもの、という評価軸があります。その意味でこれは名作というか概念というかその存在があった、という事実を次代に受け継がれて行ってもいいくらいだと思います。日本史上の偉人で言うと新田義貞とかくらい?しらんけど。
色について
まず、色ですが、
公式サイトでは11色となっています(2019.3.10現在)。上段右から二番目のCHゼブラグローだけが右向いてるのはなぜ?
このDAIWA TGベイト「グリーンゴールド」が常軌を逸している理由の一つは、「グリーンゴールド」内で複数バリエーションを持っていることなのです。しかも60gだけで。ていうか別注カラーですけども。
2020年4月時点でGGは9パターンあります。
1)PH(パラレルホロ)グリーンゴールド
2)FPH(フラッシュパラレルホロ)グリーンゴールド(SLJ)
3)グリーンゴールドグローベリー(2018)
4)グリーンゴールドグリーンベリー(2018)
5)GGレッドゼブラ(2018)
6)グリーンゴールドゼブラグロー(2017、2018)
7)グリーンゴールドオレンジベリー(2018)
8)グリーンゴールドグローオレンジベリー(2019)
9)グリーンゴールド半身グロー(2019)
現状入手できるのは1、2、6、8、9ですかね。よくわかんないけど。それにしてもキモすぎる。。。色変えて釣れるのか?そんなわけないと思うけど、コンプリートしたくなるのが人情ですよね。
アデル
2020.08、TGベイト界にちょっとした震えが走りましたね。
気づいた頃にはディスコンしてたスリムの復活と、「アデル」なる新色の追加。SLJのラインにアデルフラッシュグリーンゴールドとアデルフラッシュグリーンゴールドグローヘッドの追加、です。
スリムの方が先に販売開始しましたので早速手配してみました。
パッケージがゴージャスになった、気がします。ボーズレスとか、塗装の弱いジグをまとめて運ぶ際に小分け用に使えますね。
艶やか、なので艶る→アデル、なんですねー。すごいなー。
FPH面。
アデル面。スプリットリングは60lbくらいのものが付いています。FPH面に「60g」とあったので、一応計量します。
1gはフックですね。
シルエットはボーズレスのノブナガっぽい、それほど暴れない形ですね。実釣はまだですが、シラスパターンな時に良さそうです。
ノーマル60gもきました。パッケージ、フック等はスリムと同様です。まずは集合写真をお願いしました。
重複しますけれども色説明を行います。
1)PH(パラレルホロ)グリーンゴールド(現行)
2)FPH(フラッシュパラレルホロ)グリーンゴールド(SLJ、現行)
3)グリーンゴールドグローベリー(2018、別注品)
4)グリーンゴールドグリーンベリー(2018、別注品)
5)GGレッドゼブラ(2018別注品)
6)グリーンゴールドゼブラグロー(2017、2018、2020別注品)
7)グリーンゴールドオレンジベリー(2018別注品)
8)CHグリーンゴールドグローオレンジベリー(2019、2020別注品)
9)3Dグリーンゴールド半身グロー(2019、2020別注品)
10)アデルフラッシュグリーンゴールド(2020SLJ)
11)アデルフラッシュグリーンゴールドグローヘッド(2020SLJ)
我ながらキモい。
次に仕様の差についてもお伝えします。
上が従来品、下がアデルです。これまでは平打ちのアイでしたが、アデルは普通の針金タイプです。
テールも同様です。
また、恥ずかしながら今頃気づいたのですが、眼の方の「アイ」はいくつかバリエーションがありました。6は黄色くて、1-5、7-9は白です。上記画像で言えば右から二つ目。アデルは10が青で、11は青と白の混合です。
g数のフォントも変わっています。やや弱々しい、少々しょぼくれた感じになってますね。
バリエーションについて
素材はタングステンでして、鉛に比べ比重が高く、シルエットが小さくなるのがポイント。結果、水や潮の抵抗を受けづらく、沈みが早いのです。よって、キラキラした早いものを反射的に食べてしまうような魚にはとても効果的。カツオ、シイラ、ブリ、ハタ、タイ、サワラ、サバ、タチウオ等々、高級魚キラーとしてとても優秀。一方、動きがもっと緩やかな方がいい場合もあったりしますので、そういう時はフツーなのかな。。
総評としては弱点らしい弱点がなく、ハマれば強すぎる、クルマで言う所の日産GTRみたいな存在、でしょうか。
キャスティングでもバーティカルでも釣れちゃうこの凄さは他にない感じです。そして結構なくしちゃうのも特徴的。かなり麻薬的なプロダクトで、多くの人が個人的に在庫を持ち、色違いを揃え、サイズ違いを揃え、と脱出困難なセカイにはまっているようです。え?ぼくだけ??
45の方が投げやすい気がするよね。
25もないと不安。30の在庫ってどうなってたっけ。。。
20は小さいのですぐ無くなるかもだから沢山ないとヤバいだろうな。。
で、在庫でこれ。常備品を入れたら。。。TGベイトやめますか?人間やめますか?と聞かれたら人間やめます。
まだ使ったことのない方、ぜひ使ってみて欲しいです。そして、ビックリマンチョコみたいに箱買いして欲しいです。
フックセッティングについて
そんで最後になりましたが、実は正解があるようでなさそうなのがフックのセッティング。上手い人に勧められたのがこちら。
DUO ドラッグメタル純正アシストフック
https://www.duo-inc.co.jp/product/saltwater/drag-metal/drag-metal-cast-assist-hook/
僕はブレードなしのものを使っている、というか、バイトがあって乗らない事はあんまりないルアーなので、結構テキトーにいろんなの使ってます。ダイワの純正品もいい気がします。
ダイワ純正品
http://www.daiwa.com/jp/fishing/item/terminal_tackle/lure_te/slj_assisthookss/index.html
「この時期のタイは金色の針がいい」とか、都市伝説的にも聞こえる、多くの方の多くのジンクス的なものが勧められるフックに反映されている気がして、これまで真剣に考えてませんでした。タイラバみたいなシビアな釣りになったらまた考えるのでしょうね←いきあたりばったり感。
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