見出し画像

釣行記-122【モンキーマジック】

どうもこんにちわ、釣りです、釣り!!

一昨年?かな?海でのワームを始めたのです。狙い目はハタ。これがですね、楽しいんですよ。ブラックバスの釣り方とメソッドが共通している部分があってとても楽しいんですよね。食べても美味しいし。食べ飽きたけど。

ナイスアカハタ。これはジグだったけどw

ハタの話の前に、まずバスフィッシングなんですが、20歳くらいから細々と続けておりましたけれども、まぁ釣れないです。記憶を辿れば、これまで何匹釣ったことがあるかをそれほど誤差なく思い出せるのではないか?というくらいに釣れないんですよね。。。勿論、釣れないのには理由があるのですが、なんたって釣れない。

そして釣れない日々が続くと自然と釣りやすい方法に流されるのも人情かと思います。ここ最近はワームでしか釣っておりません。そしたら少しは釣れるようになりました。

画像3

ゲーリーヤマモト4incグラブ、343(ウォーターメロンブルーギル)。

説明が少し前後してしまうかもですが、バスが釣れないと思う理由を列挙してみます。個人的見解ね。

1)魚が居ない:魚が少ない、あるいは居ない場所に入ってしまっている
2)ルアーが合ってない:魚のやる気の方向性とルアーのミスマッチ
3)ルアーの使い方を間違っている:主に動かし方を間違っている

これらに集約されると思っています。それほど活発に動く魚でもないので、入り口である魚が居る居ないで諦めちゃう人が多いのではないでしょうかね、バスフィッシングは。

つまるところ、バスって、居場所を探し、大凡の居場所の見当をつけ、ルアーを試し、効果がありそうなルアーを手法を変えて釣る、ってゲーム、だと思うのですよね。なのでバスの居場所がわかりさえすればまぐれでも釣れます。居場所がわからなければ何をやっても釣れません。

そして肝心の居場所の見つけ方ですが、二つばかりコツがあります。

・餌がありそうな場所
・居心地の良さそうな場所≒隠れることができる場所

長くなりそうなのでとりあえずこのくらいにしておきますが、具体的にあげると、小さい川の流れ込みとか、藻が茂っていて小エビがたくさんいるところとか、水が流れている場所に水没している人工建造物とかです。

ホウキハタへの愛

と、大幅に脱線しましたが、海のバス(っぽい釣り)といえばシーバス、なんですけど、今回は冒頭にあった通りハタです。

ダウンロード

完成系。

ハタっていうのは、クエとかそういう魚ですね。これにはいくつか系統があるようで、ざっくり大型、中型、小型にわけるとわかりやすいかと思います。代表的な種は以下でしょうかね。

大型ハタ=ニンゲンの力で持ち上げるのはしんどい:クエ、マハタ、タマカイ、チャイロマルハタ、カスリハタ

2011.6.23宮古釣行s047

カスリハタ(https://standingsoul.ti-da.net/d2020-06-10.html)。やばーww

中型ハタ=両手で持ち上げることができる:ホウキハタ、イヤゴハタ、スジアラ、コクハンアラ。マハタ属とスジアラ属が混在。

コクハンアラ。でかー。

小型ハタ=片手で持てる:上記以外。アカハタ、オオモンハタ等。

アカハタ。ちっさ!!

大型ハタですが、関東近郊ではクエとかマハタの小さいのはそこそこ釣れるみたいですね。でも大型は成魚なら軽く20kgオーバー、滅多にいないようですが100kg超もいる模様です。

中型は〜1mくらいで大きくて10kgとかそのくらい。小型は大きくなっても50-60cmくらいで5kgとか、そんな区分です。

これまで小型はよく釣っていたと思います。特にアカハタ。でも、そろそろ中型にジャンプアップしたく、なかでもホウキハタという種をなんとかして釣ってみたいわけですよ、ここ数年の願望としては。

めっちゃ美味い、らしい。そして見た目がかっこいい!もちろんホウキハタのね。

2年ほど前は、気づいていなかっただけだとは思うのですが、駿河湾ではたまに釣れるけど他はイマイチ、って印象のホウキハタでした。が、最近、相模湾の東側や房総の先端あたりでの釣果をよく見かけるようになりました。気づいちゃったわけです、ホウキハタは近場でも釣れることに。なので釣りたい。とても釣りたい。まずは5kgでいいので釣りたい。なんなら2kgとか、いっそのことこのくらいでも。。。

画像1

80g!!ホウキハタカラーです。

ホウキハタへの愛、想いは募る一方でございまして、振り向いて今すぐにバイトして、と日々思いつつ、釣果にホウキハタが上がっているフネは当然チェックしピックアップしておりました。

そんな中、年度替りがあり(ぼくの年度替りは5月頭)、今年の目標を決めることになりました。そんなの勿論ホウキハタを釣る、に決まってます。ですので、新年度一発目のガチ釣行はホウキハタ、と心に決めていた、というかホウキハタに決めたのですが、雨のため中止。

そうこうしてるうちに友人が房総で釣ったりしてます。

画像2

ずるいわー。うらやまー。これはこれで連れて行ってもらうとして、自力でも探しにいかないと!なので一週ずらして南伊豆はもき丸さんへGOでございます。モンキー丸でモンキーマジックは起こるのか?

準備編

そんで準備です。キャスティングでヒラマサとかの青物も出来るみたいなので一応その辺の外道も視野に入れて準備です。

タックル:
1)外道キャスティング
→リップルウルティモ&ステラ14000にPE5号。ルアーは別注ヒラマサ140と萬葉SDF180のみ。あ、ごめん、オズマとTTグライドも。
2)外道ジギング
→ソルティガR-J60S3-H&ステラ6000にPE2.5。ジグはムラマサメインでコニファーとかLVとか。
3)メインジギング
→ソルティガSJ-AGS-3(←新配備)にカルコンの何か。どうしよっかな。ロッドの番手が3番だし、301あんまり使ってないから301でいくか。PEは2.5。ジグはスローをメインで使用予定。
4)ライトジギング
→ソルティガSJ-2にカルコン201DC。タイラバもインチクもSLJもやる用。これが一番期待出来る感。が、小細工しないで大きめのジグで勝負、ってのがベターな気もするなぁ。。。

ジグはいつもの基本セットに少しプラスするくらいでよさげ。

画像7

グルカナイフとか450gのナマラスローチューンとか、このテキトーさが仇となるかどうか。

外道はどうか知りませんが、ホウキハタの釣れ方というか引き方はなんとなく想像がつくので、まずは確実にキャッチしたいものです。

そしてここで緊急入電。同行する後輩が感極まってというか、頭がおかしくなってというか(元から結構変)、イワシ泳がせにチャレンジするらしいのです。めんどくせーことするな、と思いつつも、釣具屋に最終準備に行ったところこんなものが。。。

画像6

どうやって使うか?イワシ泳がせ的にてんびんを使うか、胴付きでやるか。。。でも最早それはエサ釣りなのでは。。。

と、悩めばキリがないので、細かいことは気にしません。なのでもっとエグいことも考えます。最近の個人的流行りなのですが、ジギングとかタイラバとか、本リグのちょい上にカブラなんかを付けて二本針、三本針にしております、わたくし。

画像11

こんなやつです。ジグヘッドのヘッド部分に穴が空いていて、それにサバ皮とかをくっつけた針。これは平塚の一俊丸かどっかのホウボウジギングで習った卑怯、いや姑息、いやいや、高度に練り上げられた知的なリグです。でも、これも最早ルアーではない気が。。。

やり方、簡単に説明しておきますね。ボウズ逃れにちょうどいいですよ。

画像8

本リグの上、30cmくらいのところに輪を作ります。画像のように二重にやっておくといいです。一重だとアワせた瞬間にずれたりします。

画像9

追加したいカブラとかそういうのに、リーダーを付けてさっき作った輪に通します。この画像では便宜的にジグを使っていますが、追加するものはカブラとかワームとかふわふわ漂う系がいいと思います。また、リーダーの長さは本リグに干渉しない程度の長さがいいと思います。本リグから輪まで30cmであれば、リーダーは15cmとか。

追加したいワームとかカブラの結び方は、なんでもいいです。ルアー側、カブラの場合は、ヘッドにリーダーを通し、八の字結びとかで結びコブを作るだけでも大丈夫です。ワームならクリンチとかでしょうかね。

画像10

そんで締め込みます。さらに赤丸の部分をクリンチとかで締め込んで、余ったリーダーは切ります。

これ、釣れていない状況なんだけど、どうしても釣りたい場合のキラーウェポンになります。まあまあ必死なら1個、それでもダメならもう1個と簡単に増やせるので現場でも対応しやすいです。釣れるのはエソとかそういうのですが、釣れます。ボウズはありません、多分。ジグサビキみたいな考え方ですね。水深に関わらず、ふわふわ系のベイトが大好きな魚、アジサバなんかにはもってこいのキラーマシンになります。

最大のメリットは簡単なことでしょうか。サビキってセットするのが面倒だったり、長すぎたりでウザかったり、6本ばりで2本ロストするとやる気なくなっちゃうし、数百円するのをちょっと使って捨てるのも忍びないから再利用しようとするけどしまうの面倒だったりと悩ましい仕掛けじゃないですか、サビキって。これだと追加部分がぶっちぎれても修復は簡単なので継続が容易です。

「こんなのルアーじゃねえヨっ!」という声も聞こえてきそうですね。でもね、2年ほど前に開発したというか、思いついてやっていたリグにフリリグがあります。「フリリグ」という概念を知らないままに、合理的発想に導かれて使い始めたところ、同じ頃に誰か有名な人がフリリグと言い始めて市民権を得たようです。

なので、思いつきで釣れるんであればいいんじゃないですか?このカブラとかエダスの釣りもエダッシングとかそのうち言われて一般化するかもしれないですよね。他に、バスのアラバマとか、それってルアーなの?ってのもあるわけですし。釣りって自由な発想の遊びだと思うので、なんでもいいんじゃないですかね、人に迷惑かけなければ。

なんでこんな話をしたのかというと、上記のエコギアのワームはこれでやってみようかな、と思うからなのです。やってみよ。

実釣編

そして当日、まさかの寝坊です。より正確に言うと、携帯が充電出来ておらず、就寝したら携帯も就寝していて、アラームが鳴りませんでした。頑張ればちょい遅れくらいで着けそうなので行く事に。が、なんとか(ほぼ)時間通りに到着。

釣果から言いますと、惨敗、といってもいいような気がします。結果は以下。

・アヤメカサゴx8
・カサゴx1
・アカハタx2
・おじさんx1
・アカエソx2
・アカササノハベラx2

ぼくも入れればおじさんはx2になるものの、主役なき戦いでした。釣果については書く事ないのでリグの話でもしましょうかね。使ったリグは1)ダウンショット、2)てんびん、3)タイラバ、4)ジグ、5)インチク、6)カブラバ、です。

1)ダウンショット
オモックをシンカーにして、上記画像入りで説明したエダスに今回入手したエコギアのカタクチミノーをセット。ワームフックはデコイの3/0です。エダスリーダーは16lb。アヤメカサゴが釣れました。

画像13

エダスの絡みが酷いのでボツです。

2)てんびん
てんびんです。

画像12

てんびんの先の幹糸は30cmくらいと短め。ほぼボトムにおいて待ちます。エサ釣りみたいです。これでアヤメカサゴをキャッチ。

画像14

エコギアカタクチミノーはいいですね。実際釣れます。てんびんなのでつまんない気もしますけれど、アタリをとって掛ける釣りをしたくなったらいいんじゃないですかね、こういうのも。

3)タイラバ
潮がキツめですので、水深40m程度ながら120gのヘッド。フックにはパドルテールの激安アジングミノーをトレーラーとしてセット。カサゴ、アヤメカサゴが釣れました。

4)ジグ
潮がキツすぎる事、風もあることでホウキハタポイントは早々に諦められてしまいましたが、こちらとしては諦めきれず、新ロッドの操作練習もかねて、60-450gと、まあまあ、ありとあらゆるジグを試しました。が、キャッチ出来たのはボーズレスのヒデヨシ120gゼブラゴールドのみかな。魚はアヤメカサゴ、アカハタ、です。アヤメカサゴはジャークで、アカハタはフォールでキャッチです。いずれも縦の動きは少なめの操作が良かったようです。

画像15

コロラドブレードのジャーク、小魚にはたまらない魅力があるようですね。

またグルカナイフは潮受けすぎて話にならず。20mくらいなら使えそう。もともとシャローのヒラメキラーとして導入したので、その時に真価が問われることでしょう。なまらスローチューンはおまつりでロスト。泣きたい。

5)インチク
本場高知で入手した、多分、林漁具さんのインチクに、ヤマシタのタコベイトと自作フックシステムでやりました。

画像16

インチクの語源は「インチキ」らしいですが、見るからにウソくさいですね。が、釣れます。エサチームが沈黙する流しでアヤメカサゴを2匹キャッチ。フックには傾向ビーズとかティンセルとか人類が考えることができる小細工の85%くらいが施されています。

画像17

初心者の女性が同船していたので貸してあげたらその方もキャッチしていました。

6)カブラバ
タイラバに上記エダスでカブラにしたverです。沖縄で実績はあったのですが、案の定、アカエソ、おじさん、アカササノハベラをキャッチ。通常、こうした面々は釣れても逃がしてあげる魚たちなのですが、今回彼ら彼女達は運が悪かったです。なんと同船者にベラが好物の方がいました。リリースしようとしたら「ちょっとちょっと!!逃すならください!!」とのことで、逃がしてもらえることなく食料となりました。

画像18

総括

つりについて
なんていうかねぇ。。。いっそのことクルマもホウキハタカラーに変えれば釣れてくれるのかい?ていうか、ポイントが違ってたのでしょうね。あと何回かは行かねばならないようです。

もき丸さんについて

画像19

・朝ごはんにお弁当もらえます。まぁまぁいろんな船に乗ったと思いますが、日帰り船でお弁当をもらったのは初めて。おいしい鮭でした。ちなみにこれを食べている目の前で、同船者の女性が船酔いの影響で嘔吐しておりました。

画像20

・支払いの際にラーメン作ってもらえます。ハムが手作り感満載でフツーに美味しいです。

・船長は昔公務員か何かだったらしいです。ハチビキとかイシナギの話しはなかなか示唆に富んでおりました。船体の構造上、あまりスピードが出ないようなので、遠征よりは近場での釣りが良さそう。4人からチャーターも受けてくれるので、オススメです、遠いけど。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?