
釣行記-104【水底の魚フォーエバー】
どうもこんにちわ、釣行記の104回目、令和3年マグロ初めです。お疲れ様です。
相模湾のキハダですが、昨年にようやくヒットがありました。結論、魚が居るとこに行けば釣れる、なんですね。まぁヒットだけだったけどな!!
なので居るとこに行くべく熱海から伊豆大島に向かいます。
準備編
「ルアーは80m飛ばせ」とか「ジグは250-400g」とか、まぁまぁ「正気なのか??」という事前情報がお題として上がっていたような気がします。この時期のサンマパターンで80mぶっとばせるルアーってなぁに?って感じですね。まぁ、そもそもそこまでのキャスティングスキルも無いので、お茶を濁す程度に投げつつ、それでも80mになるたけ近づけるよう準備します。
ですので、キャスティングタックルは、いつものリップルウルティモにステラ14000のPE5号で。リーダーは130lbなのでちょいと太いかもですが、やってみてダメなら細くします。80mに近づけるよう、萬葉ベイツも230を緊急手配。
これにマングローブスタジオの815PGSかな、PE4号のリーダー50lb、TTグライドおよびオズマSHWサンマを投げる用。
ジギングはかかってから天に祈りを捧げる方向で、ソルティガRにステラ6000で行きます。この日に備えて、キラージグスキッドグロー240、スイムライダーショートシャイニンググローⅡ205、2wayリボーン200なんかも追加手配。どれで釣れるかなぁ。リーダーは80lbで組み直し。
多分に気持ちの問題だとは思うのですが、準備が入念、緻密だと釣れる気がします。あかんかった回を振り返りますと。。。
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クリスマス会:タイラバなんでたかをくくっていた
沼津ジギング:タチウオジギングなんでたかをくくっていた
忘年会:タイラバなんでたかをくくっていた
新年会:イナワラジギングなんでたかをくくっていた
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そんなに上手じゃないのだから、今の自分の力量および手持ちのカードを完全に把握して、困ったら出せる技を増やしとかないと釣れないよね。今回はまぁまぁばっちり。
ではいってきまーす。と思ったら荒天らしく安全策により中止。なんてこったい。仕方ないので急遽番組を変更してお届けすることになります。予定では、
・今回:まぐろ
・次回:ちょろい釣り物、カワハギとかシロギスとか
・その次:ディープジギング
って感じでしたが、まず今回が潰れたので次回が今回になるかと思いきや、よもやよもやの緊急事態宣言。おまけに荒天。ゆえに次回も中止です。
なのでカレー食べました。
次にディープジギングですが、予定していた船が緊急事態宣言のためNG。代打捜索中と難しい感じになってきております。そして無事見つかったものの、風速14m/sの強風予報、しかも南風。そして案の定中止となりました。さて、と。。。
今回、というかその次の会の同日、別口で誘われておりました。ぼくの読みとしては
・土曜は多分、こちらも別口も中止
・別口の先輩は日曜に行きたいもののメンバーが揃わないかもしれない
・そうしたわけでマッシュアップすれば三方よし
で、読み通り、土曜日の予定を日曜日にスライドしてゴーです。
それにしてもあれですね、3回中止になると、その度ごとに準備が重なり、出費が増えます。
マグロのプラグ。
様々なジグ。困ったもんだぜ。
そして今回は昨年の反省を活かすべく、密かに準備しておりました。
電動リールです。馬車より自動車の方が楽に決まっています。この度、バッテリーを新調し、ラインも巻き直しました。今後、場合によっては500mくらいの水深まではやりそうなので、700-1000mくらい巻いておこうと思いこちらを購入。
ぴったり入るはず。
で、巻いてみますと、どう考えても600mしか巻けていないです?やっぱ放浪かもめは太めですね。0.6と言いつつ、実際の太さは1.5相当です。残念。。。
ディープジギングの問題点として、タックルの整備があるかと思います。既出というか、以前書いたことと重複しますが、以下。
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・たまに5kg前後の魚は釣れるものの大概小さいし引かない
・本来、5kgくらいの魚であれば、PEは0.6もあれば十分だし、タックルもかけてからあげるのであればタイラバタックルで十分なレベル
・だがしかし、300m程度ラインを出して300gのジグを使うにはタイラバロッドだとジグを操作できない
・実釣中の問題として、尋常ならざる巻き重りというか引き抵抗があります。これを少しでも減らすためには強いロッドを使う、ラインを細くする、といった対策が必要になります
・だがしかし、ラインも150m、200mくらいであればバリエーション豊かに揃うものの、500m以上だと途端に選択肢がなくなる。あってもかなり高額だったり、1.5号以上だったりする。
たっか。よつあみのスーパージグマンは1.0から600mあります。ドンペペは0.8から600mあります。1.0で我慢するか。。。
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とりあえず今は様々な経験値を積む時期ですので、いろいろ試してみることにします。まずはPE1.2をシーボーグに巻いて、次回はドンペペ0.8を600m巻いてやってみます。
実釣編
しかし、300mともなると、相変わらず何が起こってるのかわかりません。魚のヒットも靴の上から足を触られてるようなそんな感じです。違和感があったら、とりあえずあげてみるか、なのですが、苦労してあげてきて魚がついてなかった時のがっかり感、残念感、徒労感、絶望感ったら例えようもありません。
一匹目、ギンメダイ。シーフロアのアーク290ですが、たぶんジグより軽い。そりゃわかんないよね。
今回、フックを自作したのですが、ラインにコシがなさすぎて役に立ちませんでした。
フックを既製品に変えて二匹目、クロムツ。小さすぎやしないか?おい!!
この後、一度明確なバイトがあったのですが、電動リールのリーリングスピードが早すぎたのかフックアウト。無念。
まわりはまぁまぁサイズのアラを釣ったり、立派なオニカサゴを釣ったりしておりますが、まぁなかなか難しいですよね。
そこで、試しにタイラバにチェンジしてみました。今回、潮がトロいので、120gでもまぁまぁいけるんではないか?という想定。いつも以上に時間をかけて落とします。「時間をかけて」という必然的にかかかるんですけどね!!
すると時間もかかりましたが魚もかかります。もそもそ動いている感じがします。先ほどのフックアウト事件がありましたので、ゆっくり目に電動リールに仕事してもらうこととしました。すると途中で魚が嫌に静かになります。で、あげてみますと。。。
なんということでしょう。途中で動かなくなったのは心臓を食われてデスのセカイに逝ってしまったからなのでしょうね。
たぶんこれです。タチモドキが群れでいるのかどうかはわかりませんが、ここまでボロボロに食べられているのはやはり群れにやられたのかと思います。「あ、あいつ釣られてるぜ、ざまぁwww食っちゃえ食っちゃえ、みんなで食っちゃえ!!」みたいな感じなのでしょうか。下等動物らしいですね。これを見ると、自然の脅威を感じます。が、人間界でも仲間内でヘマをした人がボコボコにされるのをしばし見ますので、人間のそうした獣性もこうした魚類のそれとは大差ないのでしょうね。
で、ですね、どうしようもないんですよね、こうなってると、持って帰るわけにもいかないような。。。ふと周りを見ますと。
なんだ、待ってたんだ。あげるね。
が、所詮トリのおつむ。恐れているのか、せっかくあげたのに沈めてしまいました。ばかだなぁ。。。
そして手応えも手触りも少ないまま納竿です。おつでーす。
総括
・今回、電動リールを使ってみました。バイト後すぐに電力利用しておりましたが、これはあまりよくないみたい。手巻きだとハンドルを通して魚の挙動を感じられるのですが、それが全くない。これは由々しき問題。。。
・だいたい、電動に頼るのっていかがなもんかとも思うわけです。手を使ってする仕事、特にアレとか、電動でブイーンと言わせて一件落着って、それでいいのか?と思うわけです。釣りもしかり。とはいえ、食洗機や洗濯機は電動全自動がいいですけども。。。
・対策としては、極力手で巻く、なのかもしれませんが、シーボーグの巻き心地の悪いことと言ったら。。。。