釣行記-31【アカハタ新聞その10 かき揚げ総選挙】
どうもこんにちわ。釣行記の第31回目です。今回はいつものアカハタ新聞とは言い難い、というのは、当初、ブリ、タチウオ、ホカハタなんかをジギングで、って予定だったのですが、結局釣りやすい、ということでロックンロールなゲームが後半メインになったので、まぁ半分くらいアカハタ新聞ですかねぇ。
ただ、沼津まで行ってアカハタ、というのも味気ない気もしたので、主がかき揚げ、従がつり(結果的にアカハタ)という建付にしたいため、少し早起きしてかき揚げ総選挙に参加してきました。ていうか一人総選挙なわけですけどね。参院選は期日前投票でしたけど。
5:00に自宅を出て、セルフでガスをむわっと注入し、東名を一路西へ。本気出せば仏恥義理なのですが、アウディS7とかメルセデスの中途半端なのとかとレースしながら沼津に向かいます。程なく到着。
まずは沼津港に向かいます。目指すは丸天です。かき揚げです。店が開くまで付近を散策、というか徘徊します。
ねこが居ます。にゃあ。
猫といえばおニャン子クラブ。当該倶楽部で有名な新田恵利さんのアゴです。小学生の頃、おニャン子クラブで誰が好き?と聞かれる際に新田恵利さんと言うと「こいつは何かが違うな」と思われると思っていたけれど、相当に無意味な勘違いだったかと思います。
「さすよ亭」。いろいろ突っ込みどころがあります。
・さすよ亭?刺す予定?猟奇的。
・ひもの農林水産大臣、ってなかなかいいポストですね。ノーベルひもの賞を貰えるよう、ぼくも頑張りたい。
信念の人なのか、単に偏屈なだけなのか、それとも人の形をしたオイスターなのか?少しの間考えてみたけれど、決めつけてしまうと、この人たちを侮辱してしまう気がしてしまい、ぼくには結論を出せませんでした。
そして丸天、オープンしたので突撃します。
相変わらずのカサゴ唐揚げ。シャウトというか断末魔の叫び的な口の開き方です。前回、前々回、その前と、今回で4回目なのですが、全く変わっている様子が見受けられない。これはもしかして食品サンプルで、実は蝋とかで出来ているのではないだろうか。きっとそう。今度聞いてみようと思います。
これまた食品サンプル感がむんむんなかき揚げヒルズ。
ヘリポート。左のタレをかけて食べます。
地震で倒壊。始めっから横にしとけばよくない?なんて無粋なことは言わないでくださいね。
タレが甘すぎてちょっと。。。あと、かき揚げなんですが、基本「粉」なんですよね。具は玉ねぎとエビのみ。構造上、宿命的に硬くなるわけでして、1/3食べると飽きる、というか、飽きます。なので落選です、これ。さようなら。いつか、また。もし、機会があれば。
半分ほど頂いて、お会計して、集合場所に向かいます。残してしまい、すみませんでした。でも。。。
「不味いわけではないのです。もし、もっとお腹が減っていたりしたら、きっと全部食べていたと思うんです。でも朝だったし、急いでいたので、こんなことになってしまったのです。本当にごめんなさい。」
別れ文句に変換してみます。
「あなたのことが嫌いになったわけではないのです。もし、もっといい時期に出会えていたら、きっとうまくいったと思うんです。でも、出会ってから仲良くなったのが急だったりしたし、仕事も忙しくて、余裕がなくて、こんなことになってしまったのです。本当にごめんなさい。」
要約すると
「あなたに飽きました」
です。わざわざ言わなくていいこと、そっと胸にしまっておけばいいことをわざわざ言ってことを荒立てる人ってまぁまぁいますよね。そういう人、時に自分勝手に見えること聞こえることはありますが、正直で自身なりルールを持って生きているのでしょうね。正直者なのでしょうね。お疲れ様です。そして出航です。
霊峰。買ったらいくらするんだろう?欲しいな。買ったら「おい、何見てんだよ。おれの山勝手に見るんじゃねえよ」とか言って多方面に因縁つけたい。
今回、初めて攻めるポイントが多かったので手探りです。仲間たちは早々にカツオとか真鯛とか釣ってます。ぼくはやる気がなんていうか、アレなので、のんびり過ごします。
Bluetoothスピーカーからアンルイスを流して、仲間の邪魔をします。ぼくも人の寝息が無いと夢の続きが見れません。それが例え色褪せた夢だとしても、夢は見ていたいです。とても素敵で心地よい夢だったけれど、そうだな、例えば空を飛んでどこにも存在しない場所に行けたような、そんな、宙を漂うような夢、でも起きたら泡のように煙のように何処にか消え去って、手触りも肌触りも残っておらず、夢がどこかに遠い昔にあったような気がするだけ、そうした夢であったとしても、です。
移動を繰り返します。
霊峰。買ったらいくらするんだろう?欲しいな。買ったらコアラしか居ないサファリパーク作ろうと思います。
釣れました。たぶん、マルソウダカツオ。仲間にヒラソウダカツオ、ってのがいるみたいです。見分け方が難しい。まるそうだ、というと太ってそう。ひらそうだというと、鼠色のくたびれたスーツを着用し、顔に生気が感じられない、うだつが上がらなそうな中年な感じがします。
新たなチャレンジはここまで。この後は確実に成果を出すゾーンに突入します。違う言い方をすると、フグにワームをかじられる非常に貴族的な遊びを始めます。
これ、パワーシャッド、という名前のルアーなのですが、シャッド(しっぽ)部分が一撃で齧られました。多分、ノースピロー殿の仕業。このルアーからシャッドがなくなる、ということは、パワーシャッドからパワーが失くなった、ということなのですが、名称的にはパワーシャッドからシャッドが失くなったのでただのパワー、です。無力感しかありませんが、パワー。。
フグもひっかけてやろうと思い、ルアーのサイズを小さくしたらうまくいきました。フグにも少しは齧られたけれどね。
この後、何箇所か周り、チャレンジと努力は続けましたが、満足いく成果を得られたか、というとそうとは言い難い感じでした。
沼津、戦略を立て直した方が良さそうですね。魚影は濃いし、魚種も豊富ですので。これまでも、真鯛、オオモンハタ、カサゴ、エソ、アカハタ、サバ、キメジ、シイラ、マルソウダ、キタマクラ、ホウキハタ、とバリエーション豊かに釣れておりますので。
低く漂い、太陽を隠すアルトキュムラス。
今日のタックル1。マルソウダ捕獲。ロッドは前回使った時にエソを釣ったのみだったので、事実上のデビュー戦。
今日のタックル2。いつものやつですね。
いつものしめ。お疲れ様でした。
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