デュエルマスターズ(2ブロック)のカードプール~ブロック落ちの影響~(第3話)
こんにちは。デュエルマスターズ(2ブロック)DMP保護者のトントン親父です。
前回の記事「デュエルマスターズにおける2ブロックとは?(主に定義)+公式へのお願い」では2ブロックのカードプールについて、特に定義の部分に焦点を当てました。今回は、2ブロック特有のブロック落ちの影響について、アドバンス(旧:殿堂フォーマット)やオリジナルと比較する形で扱いたいと思います。
ブロック落ちとは
デュエルマスターズにおいて、2ブロック特有のカードプール変更である「ブロック落ち」について確認しましょう。
ブロック落ちとは、新しいシーズンが始まったとき、新しいシーズンから数えて3番目のシーズンが使えなくなることを言います。つまり、2ブロックから落ちて使えなくなるシーズンが出てきます。具体的な例で確認しましょう。
新章DM+双極篇 (初の2ブロック)
双極篇+超天篇 ⇒新章DMがブロック落ち
超天篇+十王篇 ⇒双極篇がブロック落ち
十王篇+王来篇 ⇒超天篇がブロック落ち
王来篇+王来MAX ⇒十王篇がブロック落ち
王来篇+王来MAX+GoA (注)ブロック落ちは無し
最後の部分(注)については推測です。公式からの発表は無いものの、公式サイトのカード検索でフォーマット「現行2ブロック」を指定した結果、王来篇+王来MAX+GoAということでカードプールを判断してみました。
このように、2ブロックではカードプールが入れ替わります。つまり、カードプールの新陳代謝があるのが2ブロックの特徴です。
ブロック落ちの捉え方
アドバンスやオリジナルに慣れ親しんでいるプレイヤーからすると、入手したカードが使えなくなるというデメリットがあります。一方、ブロック落ちにる新進代謝というメリットがあます。これらは表裏一体です。
デッキが消滅する
ブロック落ちにより様々な環境デッキが2ブロックから姿を消します。新章DMがブロック落ちすることでデスザークが消滅しました。双極篇がブロック落ちすることでクラッシュ覇道や水魔道具といったデッキが消滅しました。超天篇がブロック落ちすることで各種RGデッキが消滅しました。十王篇はブロック落ちすることで赤黒邪王門やキリフダッシュが消滅しました。
さて、これらのデッキが消滅することをどうとらえるでしょうか。アドバンス(旧:殿堂フォーマット)やオリジナルの感覚だと「デッキが使えなくなる」だったり「リペアが要求される」だったりすると思います。
一方、2ブロックの感覚だと「自身のデッキに対する不利対面が消えた」だったり「(環境を支配していたデッキが消えたので)新しいデッキを構築する機会が生まれた」だったり「(新能力が十分生かせる環境なので)新しいデッキを構築する機会が生まれた」だったりします。
メタゲームが大きく変化する
ブロック落ちで様々な環境デッキが姿を消した結果、メタゲームが大きく変化します。アドバンス(旧:殿堂フォーマット)やオリジナルの感覚だと「有利/不利の対面が急激に変わるので追いつくのが困難」、「メタの急激な変化が毎年あるので考えるのが大変」と感じるかもしれません。
一方、2ブロックの感覚だと「旧環境で日の目を見なかったデッキが活躍できる可能性がある」「新しいメタゲームを創造する機会に恵まれた」と感じます。
つまり・・・
2ブロックプレイヤーは、上記で紹介した2つの変化をダイナミックな新陳代謝として好意的に歓迎しています。2ブロックは毎年、新しいデュエルマスターズを楽しむことができる環境です。この環境を好むのが2ブロックプレイヤーの特徴かもしれません。
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