バンクーバー生活も3ヶ月目
2024年8月3日、5年ほど住んだケロウナを離れ、バンクーバーに越してきた。もうすぐでバンクーバー生活も3ヶ月目、プロベーション期間もようやく終了である。自然豊かで落ち着いた雰囲気のケロウナから、忙しない都会のバンクーバー。今日はここ3ヶ月の生活を振り返ってみる。
8月
友達に誘ってもらってプライドパレードを見たり、母がバンクーバーに1週間遊びに来たり、初めてラグビー観戦をしたり、光浦靖子さん主催の手芸ワークショップに参加したり、毎週末予定が詰まっていた月だった。仕事もプライベートの生活もそれなりに充実していたように思う。
新しい都市に引っ越してくると、やはりすべてが新鮮に見える。ラーメン屋がそこかしこにあって、日本の食材もお手頃な価格ですぐ手に入る。お昼ご飯にFujiyaでお弁当を買って食べたり、仕事帰りに一人でふらっと麺屋こころに立ち寄ってまぜそばを食べたり、日本の食事を気軽に楽しめるのはいいなと思った。
9月
仕事と並行して、学校が始まった。現在、カナダ政府公認の移民コンサルタントになるため、オンタリオ州にあるQueen's Universityのオンラインプログラムを受講している。平日は8時間仕事したあとに5時間、週末は20時間以上勉強していた。大学院レベルの期待値が求められるため、コース内容を一通り終わらせるだけでも大変。毎日、大学受験生の気分である。
本当に「仕事・勉強・食べる・寝る」の4つのコマンドで生きていた月だった。もちろん食生活もハチャメチャ。自炊する気力もなく、家の近くの中華のテイクアウト(安くて美味しい)をひたすら食べていたので、体の80%は中華料理で構成されていたと思う。
10月
9月に引き続き、40時間就労と40時間就学を両立させた月だった。クイズの結果が思ったより悪く「パスできなかったらどうしよう」と落ち込んだり、「もう日本に帰ってゆっくりしたいなあ」と現実逃避したりすることもあったがなんとか一つのクラスを終えることができた。
それと同時に、タイムマネジメントの仕方やコースの進め方のコツもつかめたので、次のクラスからは若干やりやすくなるのではないかと思う。あと「やると決めたからには腹を括ってやるしかない」という精神論もだいぶ育った気がする。
オンラインコースのためクラスメイトと関わる機会はあまりないのだが、クラス終了後にグループワークで仲良くなった人とお茶をしてきた。今まで関わったことのないような優秀な人で、とても刺激を受けた。こんな人たちと同じ土台に立って授業を受けている自分がちっぽけに思えてくるが、自分より優秀な人たちの中に身を置くことで、さらにステップアップができる気がした。
まとめ
仕事と学校で追われているとき、ケロウナにいる友人(元彼含む)や日本の家族、バンクーバーで出会った人たちがご飯に連れていってくれたり、ちょっとしたお菓子やプレゼント、励ましの言葉をくれた。忙しいとつい忘れがちだが、自分のことを気にかけてくれる人がいるのはとてもありがたいことだなあと思う。
明日からまた新しいクラスが始まるので、クリスマス直前までまた忙しい日々が続く。健康面に気をつけながらも、引き続き頑張ろうと思う。