日本最古の道路トンネル
写真の出典:絵葉書販売の古書ネットH&S.
大分県中津市 耶馬渓の青の洞門
禅海和尚が石工たちを雇って30年かけてノミと槌だけで掘った隧道
1750年に一期工事完成、1763年に全線開通。
山国川に面した競秀峰のすそ野の絶壁に掘られたトンネルで144mです。
1期工事完成した当時、人は4文、馬牛は8文の通行料を徴収したようで、日本最古の有料道路ともいわれている。
1906年に拡幅工事がされ原型をとどめていないが、明り取りの横穴などにはノミの跡が残っている。
菊池寛の「恩讐の彼方に」1919年でこの青の洞門を舞台にした小説が発表された。