亡き義母が言っていたことを思い出し、やってみた
そう、私は料理などは全然出来ず、嫌いというより、なぜかやれないで来ていた。やらないで来ていた、ということかな。
50を過ぎて、喫茶メニューなどにトライしようとしているのは、そう、義母に喫茶店を〈あなたを頼りにしているから、お願いね!〉と、ほぼ遺言のような形で伝えられたからである。
義母は、北九州出身。長年旅館をやっていた。なんのノウハウも無かったが、叔母さんより譲り受け、持ち前の気立ての良さ、頭の良さにより、当時5部屋程度の旅館を増築し、40年間切り盛りしていた。
とても頭よく明晰な美人で、医者になる希望を持っていたが、昔は女の子は学校へ行かなくていい、と、親から反対されたので、編み物や、旅館、別の形で才能を発揮された方である。
義母は、その旅館の名前にちなんで、どうしても〈鶴〉という字を入れた喫茶店を残したいと言っていた。(旅館は、既に廃業。その土地も人手に渡り、一軒家が4軒ほど建っている。)それは、いろいろな事情で九州ではなく、伊豆なのであるが、私もまた、ノウハウを持たずに、やろうとしているのだ。
今朝、あ!あれやってみよう!
義母が、パン耳を3種類の味で、コーヒーと一緒に。と。その中でも、〈カレー味〉と言っていたのはよく覚えている。ちょっと意外だったから。
それで、今朝は、パン耳を油で炒めて、きび砂糖、カレー味、自作梅ジャム
の3種を盛りつけてみた。コーヒーは、コロンビア。
工夫は、必要だが、なんかいい感じがする!
義母が亡くなり、2年ちょっと。シロアリや、雨漏り、コロナなどなど乗り越えて、そろそろ再開しても良いのではないかと思うこの頃である。
亡くなった時も、お葬式も、三回忌も、全然実感がわかなかったのに、今日は、やけに〈頑張って!〉と声を掛けてくれていた義母を身近に感じ、ものすごく会いたくなった。
余談だが、私の好物↓トウモロコシ(*´▽`*)も、茹でた。