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TONTON300 MK2の創作中のあれこれ

こんにちわ、こんばんわ、とんとんびーとです!
めっっっっっちゃお久しぶりです😌

曲の投稿期間が開いちゃってますが、CMソング投稿祭2024用にミニ動画をだしたので、(秘話という程でもないですが、)その時に考えていたことの備忘録をつらつらと書いていきたいと思います!



1.曲がつくれない


ボカロ文化やアイドル曲文化に触れはじめて早1年半、とても素晴らしい曲や、先人たちの偉大な曲たちに触れてきました。
それと同時に、自分の耳もすごいスピードで肥えていったんですよね。


そうすると、どうなるか。


どうしても比べてしまうのです。
自分の曲と、第一線で活躍されている方の、コード進行を、音を、メロディーを。


作品として発表するには、まだまだ技量が足りないのに、発表していかないと技量が上がらない、正にジレンマ。

DTM立ち上げて何か作ってはみるんですよ?だけど、1コーラススケッチしては没にする日々。。。完成までは程遠い。。。

また、納得いく曲が作れても、MV作るところ、みなさん頭を悩ませてますよね。
ビジュアルについて、曲のイメージに近づけるよう、絵師さんと連絡を綿密にとったり、動画師さんと連携しなければ、毎回同じテイストのMVになってしまう…

そもそも、私はバンドとは別に一人で完結できる趣味として初めたDTM。。。
そんな連携、私にはできません😭

お友達のボカロPさん達の活躍を横目に、私はただただVTuberゲーム配信にうつつを抜かす日々でした。。。

2.映像のアイデア

夏の初めくらいかな、ある時とある動画がYoutubeにオススメで流れてきました。

VRChatってゲームがあるらしいぞ、と。
その中で色々なワールドがあって、景色も綺麗らしいし、人とも話せるらしいぞ、とも。
確か、Twitch実況者で有名なスタンミさんの動画だったと思います。


ビデオを見ながら思いました。


「私にはVTuberの身体がある。それで撮影したらいいんじゃないか」


幸運にも、VRできるスペックのPCを買い替えたことも後押ししました。
もう、気になることがあれば、とことん凝り性な私、脳内のメモリは、どうやって映像を撮ってやろうかという事しか考えられませんでした。

このアイデア、今すぐ試してみたい!!
→でも納得できる曲が全然作れないので、試すことができない。。。
→そうだ、かねてより参加予定だった「CM曲投稿祭2024」が近くにあるな!短い曲なら何とか作って上げられないかな!

という感じで、ほぼ映像を撮るために曲を作るイメージで制作に取り掛かりました。


3.テーマ

とはいえ、お題は「CMっぽい曲」。
それって何だろうって考えました。
「CM」、そういえば地上波のCMはもう何年もじっくり見たことがありません。Youtubeの広告も、私はプレミアムプランに加入しているため、ほぼ見ることがありません。

「あれ、私は最近のCMを全く知らないじゃん…最後に真剣に見たのっていつだったかな…」

CMって一番真剣に見たのは、地上波のテレビを親が撮りためていたVHSのアニメだったことに気づきました。(金曜ロードショーのジブリとか、ポケモンとか、ルパンとか…)
しかも子供って気に入ったやつ繰り返し見るじゃないですか。
今思い返すと、世の中ではDVDやHDD録画が主流になっていても、うちのテレビ録画は結構VHSのままでしたね。。。

昔のVHSはテープなので、CMを飛ばすのは手動でしたが、結構CM飛ばさずに見ちゃってましたよね。CMって色々趣向を凝らしていて面白いですから。


そう考えた時に、その中で幼心に一番印象に残ってたのが「車」のCMだったんですよね。


車のCMって意味不明じゃないですか、その時に流行歌もしくはクラシックの曲が盛大に流れて、その時に人気の俳優がドアップで映る。車が走る映像、時には空撮、時にはオフロード。何秒も車が映るだけの映像、車が走る映像、車が走る映像。
あれは、元から車が好きな人やロマンを感じてる人じゃないと、じぇんじぇん良さが解からないですよ。

使ってる言葉も子供には意味不明。車が走る、燃費がどうとか、エンジンがどうとか、加速がどうとか、小さな子供にわかるはずがありません。車中がひろーいって言われても、私は小さな体で後部座席に寝ころべる訳ですから全然良さが分からない。

今思うと、頭の凝り固まったビジネスマンが左脳で考えて、頭の凝り固まったビジネスマンに向けに作ったCMなんだなあと思いました。
と、同時に、あの時の訳の分からなさを、再現してみたいとも思えました。

あの時見ていたVHSの画質で。

4.曲構成

車のCM、男性が歌ってるイメージ結構あるんですよね。こんな車に乗ってるオレかっこいいぜ、的な?
そこに私が得意な80sシティーポップテイストやらなんやらを盛り込んでみました。
そうなりゃ、ゲートリバーブを使うでしょ?あと古臭いシンセの音を無機質なアルペジエーターで鳴らしてみたら「ぽく」ならないかな、と思ってやってみました。

歌ってくれたのはSynthesyzerV JINくん!(あんまり使ってる人いないですが、今回はぴったりの配役でした)

コード進行には、リズムなどに80sフュージョン的なコンテンポラリーさも出しながら、新しさも感じられる様にしました。

| E | Ab | Bm9 | E9 | AM7 | Caug/F# | Bm9 | C#M7 | C#M7 | 
| BM7 | BM7 | C#M7 | C#M7 | BM7 | BM7 | C#M7 | E/Gb - Gb/Ab - G/A - A/B |
| E |

金管の表現やアーティキュレーション、上手くなりたいなー
ユニゾンで演奏させる感じしかできない

歌詞、曲タイトルは、私の曲にしてはかなり適当です笑
マークⅡって表現、めっちゃ昭和っぽいでしょw

5.動画制作

映像収録については、なかなか大変でした。

まずはフォトジェニックな景色を撮れるワールドをあちこち探しました。
本当は車はセダンタイプが古臭くてよかったんだけど、セダンに乗れて、操作性や良い景色がとれるワールドが見つからず、泣く泣く流線形ボディーのスポーツカータイプで撮影しました。

色々なワールドを検討しました(これは一部)


VRの世界で車を運転しながら、ドローンカメラをゆっくり一定で動かしたりするの、なかなか骨が折れましたがなんとか上手くいきました笑

その甲斐あって、楽しんでいただける映像がとれたと思います💭


動画編集のプロジェクトは、VHS想定なので、もちろんアスペクト比率は4:3で。
VHSデッキと言えば、テレビの赤白プラグの入力端子経由でブラウン管テレビに映しますから「ビデオ1」の文字は欠かせませんよね!
使用する表現も80s後半~90s前後くらいのフォントや表現を意識してみました。

VHS特有のちらつき、色の濃さをAviUtlのエフェクトで色々再現しようとしたのですが、どうも上手くいかったので、スマホのアプリのフィルタに頼ってみました。

アプリの中で、タイムスタンプを動画内に入れ込む機能があったので使ってみましたが、これは8ミリカメラのホームビデオに多いウォーターマークですね。当時のモノホンを知っている方からしたら、色々気になるところは多いかもしれません。そもそも動画に登場しているとん子はCGですが、ローポリCGは2000年前後の匂いがしますし、いろいろな時代が混じっている。

一旦PCで作成した動画をスマホに転送して、アプリでフィルタをかけPCへ戻します。
音について、VHS的なノイズを入れようか悩んだんですが、曲も聴いて欲しいという思いから、クリアなステレオの音としました。



6.あとがき

ここまで読んでくれてありがとうございました!

何だか結構長文になってしまいましたが、VRChatで撮った素材を元にMVにするアイデアを形にすることができたので、良かったです。

肝心の曲については、今後も精進して、良い曲を作っていきたいなあと思っています!

今後とも御贔屓に!🙇‍♀️


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